ザ・ブラックカンパニー

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910648

感想・レビュー・書評

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  • 仕事が決まらないニートながらも母親思いの主人公

    ある日 ハンバーガー店の社長から 
    君みたいな人材がわが社に必要だ
    君だったら 即正社員で採用だ

    社長が乗ってる高級車に魅せられて
    乗り気になった主人公 だがその会社は かなりのブラック??

    おもしろかったです

    ほんとのブラック企業に勤めていたら
    この主人公みたいに なんだかんだいいながらも
    こなしていけないだろうけどね

    この物語の根底には 愛がありました

    会社はブラックだけど この ハンバーガーを愛してる
    だから がんばれる

    そのがんばりが ブラック企業を変えていった

  • 2018_07_31-088

  • 社長が創業の精神を思い出して良かった。
    元ヤンのヤンキーバーガー。
    時事ネタが所々に。
    ホリエモンやハゲタカファンド、ダメよダメダメ。
    新人が数カ月で店長に。立場が人を作るのか、冒頭の情けない主人公とは変わっていた。会社と過労死裁判の板挟み。初めは会社に恩義を感じて同僚に意見していたけれども、裁判を傍聴して何が正しいかを素直に感じた主人公は良かった。
    ネットを活用してうまく行って良かった。フィクションだから。現実はもっと厳しいかもしれない。

  • 江上作品ではめづらしく若干コミカルな感じです。登場人物も個性的で少なく面白かったです。
    次は病巣を読む予定です。

  • 2016.11.28
    江上さんがこんな小説を書くのかと感心しました。従業員が笑顔の会社でないとお客様は来ないわ。

  • ■内容 ※アマゾンから引用

    何もかも上手くいかない俺たち――でも、ここで諦めたら負け犬だ!

    水野剛太、25歳。
    バイト先のコンビニも閉店の憂き目に――。
    ある日、偶然入ったヤンキーバーガーで社長にスカウトされ、有頂天に。
    が、それが悪夢の始まりでもあった。
    超長時間労働で、パワハラは当然……。
    剛太、これからどうする?

  • ドタバタ喜劇の一幕をみているようでとても面白かった。
    ブラック企業というと悲惨な内容に終始するけれど
    どこかそれを面白おかしくユーモラスに描いていて
    登場人物がわかりやすいし、善悪の役割分担もしっかり。なんだか捕り物劇のようで胸がすーっとする思いだった。
    なんとも痛快!

    ヤンキーバーガーというネーミング自体もう面白い。

  • Mドナルドに負けそうな弱小ハンバーガーチェーンの話を展開させながら、実はMドナルドの不祥事をモチーフにした作品。ただ、堺屋太一氏の『エキスペリエンス』と同じ臭いがすることが難点かな。

  • 途中まで、読んでいて苦しくなるような閉塞感に追い込まれていきますが、ラストは痛快な気持ちになれます。
    正しくあること、善くあることが、なによりも強く現実を変えていけると信じたくなったら手にとってみるとよいでしょう。
    現代版の「水戸黄門」というか、スッキリとした勧善懲悪なストーリーのように感じます。

  • 江上剛氏 元第一勧銀の入行し、活躍された後 作者になったのだが、銀行主体の話が、多い中、この小説は、今の時代に反映されている外食産業に、目を向けた小説。
    それもブラック企業で、働く人達の企業での内容が、描かれている。

    過労死と言う言葉も、人が亡くならないと、勤務時間の酷さや、機械のロボットのように、感情を表さないで、外面の笑顔だけで、客商売をしようとする上層部。
    クレームの事故処理も、今のネットやライン等で、伝達されてから、公に、処理されている。

    今、売れている本で、「進め、東大ブラック企業探偵団」という小説が、人気とか、、、、
    利益追究だけで、従業員を、人として扱わない企業。
    見極めるには、、、、
    自分の好きな道を歩むことが出来れば良いけど、、、
    入学、結婚、就職、人生にとって、大体1回しか選ぶことが出来ないと、思いながら、自分に合った就職をしてほしいものだと、思う。

    この本のように、過労死の店長の跡を引き継いだ、主人公の水野君のように、体力も持ち続けられ、自己負担も諸ともせず、上層部に盾もつかず(最後には、元店長の死の保証を会社に認めさせるが、、、)過労死迄しなかったのは、小説だから出来た話であろう。

    倉田君の活躍が、良い味出していたと、思う。
    興味深く、読めたほんの1冊であった。

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

江上剛の作品

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