レジまでの推理 本屋さんの名探偵

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 446
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910754

感想・レビュー・書評

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  • 書店員のお仕事模様がリアルで興味深く、それと物語と謎がすんなりと馴染んでいるところも良かった。最終話のトリックにはすっかり騙された。手書きポップをつけた本が必ず完売する「西船橋のポップ姫」の店長が個性的で印象的。読んだことのある作家名が幾つか登場したことも嬉しくなった。

  • 幼き時に、ケーキが一杯食べれるから、ケーキ屋さんになる!と、言っていたけど、本が一杯読めるから、本屋さんになりたい!と、思ったけど、誰も賛同してくれなかったので、言葉に出すことをせずに今の歳になった。

    しかし、この本を読んでいて、本屋さんの仕事も大変なのだと、、、、
    荷ほどき、付録組、棚作りに、店長がお得意とするポップ描き等、、、そして、万引きなども、捕まえても、だどうしようもないのと、その子供の母親の対応も、今の時代はこんな風なのかも、、、と、思いながら読んでしまった。

    この本の、コメ印※の説明が、面白くて、笑ってしまった。
    教科書なども、こんな説明書きだと、すぐに覚えてしまうだろうと、、、。

    作者 似鳥鶏氏も、沢山の本を読まれている事が、この本の中でも、よくわかる。
    現在、電子書籍で、紙の本が売れなくなって来ているのと、本離れが、多くなって来ているので、紙の需要も少なくなって来ている。
    と、同様に、町の小さな本屋さんは、大型店ヘ吸収されてしまって無くなってしまった。
    その大型店も、コーヒーショップと競合しているのだが、、、、
    私みたいなアナログ人間は、紙の本であり、そして、その表紙の楽しさや、著者の索引の所など、広げて読むのが好きである。

    沢山の紙の本を手に取って、読んでいたいと、思うのは、私だけであろうか?

  • 【図書館】本屋さんで起こる事件を店長が解決していくお話。『配達あかずきん』シリーズを思わせる内容でしたが、まんまと騙されました( ̄▽ ̄;)思わず読み返してしまいましたよ。でも騙されたのって悔しいけど嬉しい。

  • よくある本屋さんミステリーかなと思いつつ、最後の章は今の本屋さんの現状を如実に表していて、本屋業界の厳しさを良く表現しているなと思った。
    私も本が好き。そして本屋さんが大好きな1人。

  • 「7冊で海を越えられる」は読んだことあったけど大好きです。
    ただ本にまつわるナゾは本屋さんの苦労とか本を大切にしない人が出てくるのでちょっと苦しくなります。
    ちょくちょく出てくる他の作家さんや本の題名は楽しみ。
    「本屋さんよ永遠に」は今迄のお話の原点になっていてこんなメンバーが書店員のお店だったらお客さんにとっても嬉しいだろうなと改めていろんな本屋さんを巡りたくなります。

  • もとは、本屋さんのアンソロジーからうまれた一冊とのこと。相変わらずクスリとなる独特の注釈もさることながら、本屋に行くことが好きな人にはたまらない内容だと思う。

  • 最後まで楽しめる作品でした!
    読んだ後もう一度「もしかしてここは…?」と
    読み返してしまいました…(笑)
    似鳥さんの作品は女性の描写が好きです(笑)

  • 本屋愛に満ちた本を図書館で借りてしまった。

  • どの話も思っていた以上に面白かった(あとがきや著者の注釈も笑えました)
    書店経験があるので青木くんはじめ書店員さんの大変さはよく分かる!(ほんと、万引き犯はその場で打ち首にしたい)
    でも本を愛する店長や平野さん、小宮山くんみたいな人がいる書店っていいなあ!
    電子書籍も読みますが、売り場を見て面白そうな本を発見する楽しさはやっぱり何物にも代え難いですよ。
    最終章の店長の言ってることも分からなくはないけど、それはやってはいけないことだったよ。
    作中に出てきた本も面白そうだったので読んでみます。

  • 連作短編集
    『7冊で海を越えられる』★★★
    喧嘩した彼女が送りつけてきた7冊の本
    その意味するところは?
    『全てはエアコンのために』★★
    バイト君に本を盗んだ疑いがかかる
    機会があったのは彼だけだが、持ち出しは不可能な状況。真相は?
    『通常業務探偵団』★★★
    施錠された店内のポスターに落書き
    一体誰がどうやって?
    『本屋さんよ永遠に』★★
    嫌がらせの手紙が届いた後、深夜の店内で火事騒ぎが起きる。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。デビュー作に連なる「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から』『迫りくる自分』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『シャーロック・ホームズの十字架』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』がある。

「2020年 『彼女の色に届くまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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