- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334910754
感想・レビュー・書評
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神出鬼没な「西船橋のポップ姫」である本屋さんの店長さんが、本屋さんに持ち込まれる謎を読み解いていくお話。店長さん好き。
この作家さんは、本屋さんで働いていたのだろうな、とも思ったのだけど、後書きではそうではないとのこと。少しびっくり。
続編があるなら、読んでみたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやいや、面白かった。
『本屋さんアンソロジー』で似鳥さんに
出会って、面白かったから他も読もうと
思っていたら、続きがあったとは。
まぁ、王道小説ではないけど
そこが読んでて楽しいというか。
フィクションでありながら
本屋さんのお話やから実際の
作家さんの名前が出てくると
本好きはウキウキするよね。
注釈も笑えるし。
でもなんというか、本屋さんの切実さも
あって心が痛いなぁと思う部分も多分にあった。
わたしも、もっと本が買えたらなぁって。
あとがきもとても楽しく読めた。
『ふなっしー』や『松岡修造』アンソロジーが出ましたら、是非とも購入したいところです。 -
アンソロジーで読んでいたが、気付かず借りたw
最終話はちょっとズルイが、本屋さん好きとしては何とも胸に来る話。全体的にはライトなお話で読みやすかった。 -
本屋を舞台にした連作ライトミステリー。
昔本屋でバイトをしたことがあるので細かいところで「あるある」と思いながら読みました。
それほど凝った謎解きはありませんが、最後の話は途中「??」と思いながら読んで最後に「なるほど」となりました。
なかなか面白かったです。 -
書店員さんが主役のミステリ。言ってみれば書店員さんの日常ミステリ。
書店員さんの内情が良く分かるしミステリとしても充分面白い。自分も本屋にいれば何時間でも時間が潰せるので書店には頑張って存続して欲しい。昔みたいに良い時代が来ないのはどの業種も一緒。 -
書店員が本屋に持ち込まれる謎を解いていく連作短編ミステリ。
他の作家さんも書かれている分野なので目新しさはなかったが、女性店長のキャラがなかなか良かった。
(図書館) -
本屋さんでおこるミステリーな謎をとくのは、やるきのない店長だった!
店長、ほんとにバイトにこんなに任せていたらいかんと思うのだけど(笑)
しかし謎解きは見事だった。
ところどころ入る注釈がとても面白い。万感こもってる。笑 -
やたら本屋のバックヤードの話がたらたらと長くて、読むのにちと疲れた。説明が多過ぎ。で、結局4話とも、イマイチ話が分からんかったけど、読み直す気力も出なかった。本屋を取り巻く状況は厳しいと思うし、なんとかしたい気持ちは分かるけど、難しいなあ・・・