ロバのサイン会

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 103
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910884

感想・レビュー・書評

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  • 動物目線で 人の行動、気持ちを写した
    ほんわか でも ホロリとする1冊
    読み進める程に ひかれていきました。

  • そう、わかってるんだと思う。

  • 動物目線のほんわかしたお話たち。
    わんちゃんのが1番好きかな。
    甲乙つけがたいけど、1つ選ぶならば。
    インコちゃんのも捨てがたい。
    ぐっと感動するわけではなかったけど、面白みがあった優しい雰囲気がいい。
    そして、やっぱり猫と暮らしたいと切望。

  • 私たちにはあいにく動物の声は
    聞くことができません。
    でもね、この作品のようにしゃべっていると思うのです。
    しかも結構ぺちゃくちゃね。

    動物もあったり、昆虫もあったり
    爬虫類もあったり。
    だけれどもどの子もね、きちんと人を見ているの。

    純な存在であるから
    人間に向けられるその視線は
    時にとてつもなく冷めたものなのよね。

    それに若葉という少女が負った
    悲しいほどの心の傷には同情するはず。
    その子はのちに芸能プロダクションの
    稼ぎ猫になるけれども
    若葉にとって金井は最悪の敵。
    (しかも弱みを握ってある犬まで奪おうとします)

    全ての人が金井のような人じゃないけれども
    多頭崩壊とかを見ていると
    こういう人は少なからずいると思うの。
    動物は法律上はモノ扱いだけど
    そうではないと思うのよ。

  • トリはトリ。
    ロバはロバ。
    猫、犬、トカゲ、、、
    皆わかってるんだよね。
    わかってないのはヒトばかり。

  • 動物の目線から見ると、こんな世界だったら…楽しいなぁ。けど、人間に都合の良いというか、あくまで人間目線を崩さない物語だなぁと思ってしまいました。
    一話完結だけど、緩やかに繋がりもあって、ほっこりしながら読めた物語でした。

  • 動物が主人公の短編集。
    人語を理解していて、他の動物とも言葉でコミュニケーションをとる。

  • 動物が語り手である小説は、童話も含めて数多く、たくさん読んできたつもりだが、今回はなぜか違和感があった。幼いころから随分と時間がたったせいだろうか。
     読了してハタと気づいた。すべての動物が、読む者に感動を与えようとして動いているのだ。それぞれの思い、言葉が、人間を喜ばせるためにある。昔読んだ童話などは伝説的で考えることもなかったのだと思う。
     ここに登場した動物が人間の支配下にあることを確認した次第。人間の思惑と欲望の中で身をすり減らしている…と思うとちょっと悲しい。
     ペットを飼う経験の少ない者の意見でした。

  • 動物たちが主人公の短編8編。動物たちも飼い主が大好きで、いろいろなことを理解していて、考えている。奈良の鹿が、餌のない冬に鹿せんべいをもらうために、本当は草の方がおいしいのに春も夏も秋も鹿せんべいをもらっていたなんて。鹿も大変だなぁ。ほのぼのしていておすすめです!

  • 人間の都合に振り回される生き物達に申し訳なさを感じつつ、それぞれの視点から見える世界を新鮮に味わうことができました。インコの話とイグアナの話が辛かったー。でもどの話も優しくて、読み終えた後はほんわかした気持ちになれました。

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著者プロフィール

1970年生まれ。神奈川県出身。作家、脚本家。2005年、『秋の大三角』(新潮社)で第1回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。児童書の作品に、シリーズ20万部を超え、文庫化もされた『チームふたり』などの「チーム」シリーズ(学研プラス)や「100%ガール」シリーズ、『時速47メートルの疾走』『赤の他人だったら、どんなによかったか。』、「ライバル・オン・アイス」シリーズ(以上講談社)などがある。『劇団6年2組』『ひみつの校庭』(ともに学研プラス)で、うつのみやこども賞受賞。童話に『おしごとのおはなし パイロット パイロットのたまご』『どうぶつのかぞく ペンギン はらぺこペンギンのぼうけん 』(いずれも講談社)などがある。

「2019年 『スポーツのおはなし 卓球 ピンポン兄弟 ゆめへスマッシュ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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