難民調査官

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著者 : 下村敦史
  • 光文社 (2016年5月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334910952

難民調査官の感想・レビュー・書評

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  • 中途半端な終わり方だったような…。なかなか答えの出ない問題なんだろうなと感じた。

  • 難民申請するトルコ国籍のクルド人ムスタファ。ムスタファを調べる、難民調査官如月玲奈。

    日本人には身近な問題ではないが、EUでは大問題。
    少しだけ、難民問題を知ることが出来たサスペンス。

  •  意見や見方に溢れている。
     単純な白黒を、安全地帯にしてはいけない。

  • フラットな視点から描いている風なんだけど、がっつり主義主張が下敷きにあって、それを表すために書いてるよなー、的な。

  • 良かった。
    難民、テロ、左翼。
    最近の世界の問題とリンクしていて分かりやすかった。
    現実に起きたことも描写されている。
    左翼の解説は良かった。皮肉もきいている。
    差別に反対しながら、罵詈雑言を放ち中指を立てる彼らの思考が理解できなかった。
    国家転覆が目的なので、理由は何でもいいということ。
    原発でも沖縄でも難民でも。自分を正義として反対者を悪とみなす。そして「弱者」のことは何も考えない。
    難民は難しい問題だ。感情だけで無制限に受け入れて解決するものでもない。それこそ左翼の思う壺か。主人公の言うように自分のできることを全うすることが大事と思った。

  •  「難民」と呼ばれる人々をめぐる国際情勢、さらに「難民調査官」の仕事ぶりがリアルに伝わってくる。サスペンスの緊張感も相まって、最後まで楽しめた。
     ただ、登場人物像が薄いのが残念。如月、高杉、西嶋それぞれが主人公として描かれるページがあるのに、各人の経緯が説明的すぎる。セリフも同様。話し言葉としてとらえることができなかった。
     でもこうした違和感も、社会的側面を出すのが目的なら納得できる。人間臭さをあえて排除したととらえるべきなのかもしれない。

  • 面白い題材。地味で盛り上がりに欠けるものの、現在進行形の問題がよくまとまってる。少しは難民問題の勉強にもなった。

  • cool
    だけど人情味あふれる。
    知らなかったら知らないで済ませられる事柄だけど、知ってしまった今では、難民とそれを受け入れる側でもある国の一員として国際社会を(上から目線で)見ることができるようにになりました。

  • どうしても主人公が好きになれなかったが
    物事はいろんな面があり
    様々な視点や観点で考える必要があるんだよなと
    また思った。
    なかなかメディアの感情論洗脳は強いんだけどね…

  • 来日後、不法滞在で摘発された一人のクルド人。自分は難民だと主張し、時おり怪しげな言動を見せる。彼は何故、日本を目指したのか? 現在最も注目される乱歩賞作家が難民問題に鋭く切り込んだ、怒濤の書下ろし長編。

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