- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334910983
感想・レビュー・書評
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「アルゴリズム・キル」(結城充考)を読んだ。
うーむ。 今作の犯人の動機がもうひとつ掴みにくいのだな。
物語の進み具合がなんか最終回っぽくてハラハラしてしまった。
フルスロットルまでのアイドリング部分がいつもより長い気がしたしな。
しかしまあクロハユウのなんともシュッとした生き様が良いわ。
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約6年ぶりのクロハシリーズ。機捜から所轄の警務課に異動したクロハ。所轄で起きる未成年者の連続殺人事件を気に掛けるも、警務課に異動したクロハに捜査の権限はなく、児童相談所から持ちかけられる事案に取り組むクロハだったが・・・前作まで、捜査の第一線で活躍していたクロハだけに、警務課でのクロハの役割どころがあまりしっくり来ず、なかなか読み進むことが出来なかった。後半、県警捜査一課に返り咲いたあたりから、このシリーズらしさが出て、最後まで犯人が読めない展開にハラハラした。次作は5年も空けないうちに読みたい。
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クロハシリーズ第4弾。
県警機捜から所轄の警務課に異動となったクロハ。児童相談所から持ちかけられた事案を独自に調べるうちに、所轄で起きる未成年者の連続殺人事件との関連を疑う。一方、署内では以前に自殺した会計課員を巡って様々な思惑があり、クロハもマークされる。県警捜査一課に返り咲くことになったクロハは、問題を解決することができるのか。。。
児童虐待と警察内部での問題が、クロハの心情を除き、いま一つリンクしきれないまま進んでしまったような。暴対課のカガは相変わらずいいキャラクター。名前のカタカナ表記、こちらは慣れたが“メイル”には最後まで違和感。 -
所轄署の警務課に異動になったクロハだが、県内で未成年の不審死が連続するなか、存在しないはずの少年の「奇妙な噂」に触れ、独自の調査をはじめた……。都市の迷宮を縫うように強烈に放射された悪意を、クロハは突き止められるのか?
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謎解きとエグさのバランスがいいですな
カタカナの違和感が古い小説を読んだときの感覚に近いですな -
アルゴリズムとは、ある解を導くための算出方法のことだそうです。
方向性がなかなか見えてこなかったけど、丁寧な描写は好感度が高い。
シリーズものでした! 前作読まなきゃ! -
06/20/2018 読了。
図書館から。
クロハは本当に、薄暗いようで真黒な事件にばかり…。
レゴとかカガとか、シイナとか、
クロハを支えてあげらる人、同じ側の人が増えて、
少しでも救われてほしいな、と思う。