悪意の迷路 最新ベスト・ミステリー

制作 : 日本推理作家協会 
  • 光文社
3.06
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本棚登録 : 111
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911348

感想・レビュー・書評

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  • 最近アンソロジー系が図書館から届く。話しが変わるので若干疲れる、が、良い話師に出会えると嬉しい。芦沢央/歌野晶午/大沢在昌/湊かなえ/柚月裕子 以上、とても面白かった。最近、まったく合わず苦しい読書だった湊かなえ作品「優しい人」。優しい人≒優柔不断≒断れない≒他人に興味がない。あまり詳しく言えないが。同僚を殺した女性(優しい人)VS.キモオタ男子。優しい人は勘違いされてしまうんだよ♪自分も仕事場でははっきりNO!と言えない。それが良くない方向に行くことも。。。気を付けよう!湊作品、今回はキレキレ!最高⑤↑

  • 大収穫のアンソロでした。
    既読は、あんま印象なかったけど湊かなえの「優しい人」と
    米澤穂信「綱渡りの成功例」。
    覚えてなくて初読同然に楽しめました。

    イチオシはホームズのパスティーシュ「憂慮する令嬢の事件」。
    次が「水戸黄門 謎の乙姫御殿」。
    藤田宣永の探偵竹花シリーズの一編もよかったし、
    近藤史恵の「シャルロットの友達」もよかった。

    この先、読む本にしばらく困らないという意味で大収穫。
    所収されている単行本をチマチマと読む楽しみを思うとゾクゾクします。

    あんま「悪意」は感じなかったけど、三津田信三「屋根裏の同居者」は異色でした。
    一編だけ毛色の違う不気味さでした。

  • 既読のもいくつかあったが、なかなか読み応えあるアンソロジーだった。未読の中では三津田信三と北原尚彦、大山誠一郎と柚月裕子が面白かった。

  • 2段組のページは読みにくく苦手ですが、中味は味わい深かったです。

  • ミステリーの"今"を堪能する! 豪華15作家による最強アンソロジー。
    (アマゾンより引用)

    東川篤哉さんのお話が面白かった!

  • アンソロジー

     傑作揃いとまでは思わないけれど、良質な作品集で満足。ハードカバーではないから、本そのものの重量も軽くて腕が疲れない。よかった!

  • 2013年1月号〜2015年12月号の各誌に発表された15人の短編15篇を日本推理作家協会の編集で2016年11月光文社から刊行。多彩な顔ぶれを揃えたアンソロジー。興味を持てたのもあったし、そうでないものもありました。全部おもしろかったという人もいるのだろうか?と考えました。

  • ミステリ作家の短編集。
    最初に作品の概要が書いてあるが、そんなものは読まずに面白そうだなと思った作品から読むことをお勧めします。
    短編なのですが、作家の作風が如実に出ていて、読んだことがない、あまり読んでいない作家さんで、自分の好みに合った作家さんを見つけるのにどうぞ。
    また、ここに出ている作家さんを信奉している人なら、ぜひこんな短編もあるよということで、どうぞ。
    となると、全ての人にお薦めかな。
    思ったより読むのに時間が必要でした。頭の切り替え時間が必要なため。でもどれも楽しかったです。

  • 芦沢央さんが読みたかったので。
    タイトル「願わない少女」
    芦沢央さんらしいトリックと女性(今回は少女が主人公ですが)特有の心理をうまーく表現されていてすとんと気持ちに落ちてきます。
    短編はどうしても中身が薄くなりがちな印象ですが、存分に楽しめました。

  • おなじみのシリーズ。2013~2015年の作品15編。うち、近藤史恵「シャルロットの友達」、湊かなえ「優しい人」、米澤穂信「綱渡りの成功例」は再読。森村誠一「永遠のマフラー」はミステリーじゃないだろう。ここに入るのはいかがなものか。柚月裕子「背負う者」は家裁調査官の話で興味深いけど、気の毒過ぎて元本を読めないわ。昔なら読んでただろうけど。北原尚彦「憂慮する令嬢の事件」はホームズのパスティーシュもので初めて読んだけど、ほんとに原作みたいな書きぶり。多分こないだ某図書館で見つけて読みたいと思た人だと思う。今回はこれが一番印象的かな。何か全体的にいまいちというか、ぱっとしなかったな。

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著者プロフィール

一般社団法人日本推理作家協会。推理文芸の普及・発展を目的とし、日本推理作家協会賞、江戸川乱歩賞の授賞、「推理小説年鑑」などの編纂、機関誌の発行などを主な事業とする。

「2017年 『推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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