砂漠の影絵

著者 : 石井光太
  • 光文社 (2016年12月15日発売)
4.23
  • (12)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
  • 本棚登録 :66
  • レビュー :13
  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911355

砂漠の影絵の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2004年のイラク邦人人質事件をモデルにした小説。

    ほんとうのところはわからない
    けど
    善悪は考えや思想、立場によって大きく異なる
    人の命に大小はないし
    等しく平等であると
    でも
    そう扱われていない現実がある
    結局やっていることはおんなじ
    だからといって
    傍観せざるをえない私たちも同じなのかもしれない
    そんなメッセージを切に感じる
    だからこそ
    今の環境に感謝して
    目の前にあるものを精一杯大事にするしかないと
    ただ
    情報や世論や多数決
    そういったものに振り回されずに
    自分自身で判断できるようにならなければいけないと切に感じた。

    2015年

  • 2004年のイラク邦人人質事件をモデルにした小説。
    たとえそれが自分たちの国を守るためだったとしても、決してテロは許されるべきではない。人の命を簡単に奪ていいはずがない。けれど…
    なぜこんな哀しい状態が何年も何十年も続いているのだろう。
    「なんで個人と個人ではわかり合えるのに、国や組織だとそれができなくなっちまうのかな」
    誰もが、ただ幸せに暮らしたいだけなのに。

  • これが4年前の出版なのか。

  • 重いテーマながらある意味物語の流れは予想できてたのだが,最後の最後に出てきた遺書とのギャップ,あるいはそれならどいういうやり方が良かったのかという思いに,やりきれない気持ちになった.この不幸の連鎖をどうすればいいのだろう.

  • 初読みの作者さん。ノンフィクション作家の彼が,イスラム武装過激派たちの現場を生々しく描く。彼らも人としては理解できるが。組織体組織になるとそうはいかないし,思想信条の違いは戦闘,殺戮へとつながってします。善悪では計れない世界だ。人質たちの末路に胸が痛む。平和な日本に感謝。 

  • ノンフィクション作家石井光太氏の二作目の小説。イラクでの日本人人質事件というテーマはとても重いものだけれど、そのリアリティと双方の想い、様々な思惑、苦悩、恐怖…など、多くの感情に溢れた作品で、読みごたえはもちろん、最後は感動に震えた。

  • 泣いてしまった。あまりに哀しい。憎しみや苦しみのない世界が欲しいという願いは、いつになったら叶うのだろう。

  • 悪は絶対損をしないように世の中できている。

  • 2017-11,02.05

  • アラブの人たちがどんな思いをしてどんな人生を送っているのか、全く知らなかった。自爆テロ、聖戦などの行為の前に、理不尽に耐えた経験があった。欧米への憎しみを消す事は不可能に近い。

全13件中 1 - 10件を表示

砂漠の影絵のその他の作品

砂漠の影絵 Kindle版 砂漠の影絵 石井光太

石井光太の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
西 加奈子
百田尚樹
奥田 英朗
辻村 深月
湊 かなえ
恩田 陸
塩田 武士
角田光代
柚木 麻子
東野 圭吾
森 絵都
宮下 奈都
米澤 穂信
中村 文則
宮部 みゆき
村田 沙耶香
東野 圭吾
柚月 裕子
雫井 脩介
吉田 修一
池井戸 潤
月村 了衛
高野 和明
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする