素敵な日本人 東野圭吾短編集

著者 : 東野圭吾
  • 光文社 (2017年3月30日発売)
3.57
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  • 本棚登録 :1281
  • レビュー :212
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911515

素敵な日本人 東野圭吾短編集の感想・レビュー・書評

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  • 9編の短編集

    #正月の決意
    初詣に行った神社の境内で倒れている男性をみつけた夫婦──
    このバカバカしいくらいなやりとりに、肩の力がすっと抜けた。
    そうだ、いい加減な人間たちが威張って生きている世の中、
    真面目な人間が死んでどうする。負けるな!

    #十年目のバレンタインデー
    アイディアが浮かばず連載が止まっている作家が、
    十年ぶりに昔の彼女と食事をすることに──
    バレンタインの四角い箱と、手紙の中身は ?
    どんでん返しにスカッとした。

    #今夜は一人で雛祭り
    嫁ぐ娘と亡き妻を思う父の物語。
    京都のお雛様の飾り方、童謡のおだいりさ~まとおひなさま♪の歌詞のこと。

    #君の瞳に乾杯
    合コンで知り合った彼女。君は僕がずっとさがしていた人だ。決してこの手を離さない。

    #レンタルベビー
    ロボットの赤ちゃんを使い、疑似子育て体験をする夫婦。最後のオチが!

    #壊れた時計
    時計の時間がずれている…
    なぜ修理したの?
    そのままにしておけばよかったのに…

    #サファイアの奇跡
    神社にいつもいるマシュマロが好きな一匹の猫、イナリの元へ通う少女。
    見かけは全く違ってしまっても、きっとわかるよ。

    #クリスマスミステリ
    劇団の売れっ子俳優と、嫉妬深い女流脚本家。
    クリスマスツリーの謎。
    情念に背筋がぞわっとした。

    #水晶の数珠
    ハリウッド役者を夢見る息子を勘当した父親の愛。
    これがたまらなく好き。
    珠数の使い道に涙がこぼれた。

    『素敵な日本人』
    素直に日本人って素敵だと思えたり、そうではなかったり…
    SF、ミステリー、ファンタジー、ハートウォーミング、
    どれもきちんとオチがあって楽しめました。

    毎日寝る前に一編。ゆっくり読んでください。とあったのですが、次々と読んでしまい寝不足。
    大満足な短編集でした。

    • azu-azumyさん
      うさこさん、こんにちは。

      最近、東野圭吾さんの本を読んでいないのですが、これは面白そうですね!
      毎日寝る前に一編ではおさまらないのですね!
      しっかりメモしました!!
      2018/04/23
    • azu-azumyさん
      うさこさん、こんにちは。

      最近、東野圭吾さんの本を読んでいないのですが、これは面白そうですね!
      毎日寝る前に一編ではおさまらないのですね!
      しっかりメモしました!!
      2018/04/23
    • 杜のうさこさん
      azumyさん、こんにちは~(^^♪

      コメントありがとうございます!
      なんだかすごくホッとしました。
      ご存知の通り、小心モノの気にしぃさんなので、何かしでかしたか?私と、あれこれ考えてしまって…(>_<)
      azumyさんには、何のことやら?ですね(#^^#)
      ごめんなさい。

      それとは別に、ブクログのレビュー欄にコメントが丸見えになってしまうようになり、かなりショックです。
      私はつい、本に関係のないおしゃべりをしてしまうので…。
      と、また関係ないことを書いてしまいました。

      この本、面白かったです♪
      大好きな野圭吾さんにハードルを上げきっている私には、
      最近どうも物足りない作品が多かったのですが、
      これは短編ということもあって気軽に楽しめました♪
      特に最後の#水晶の数珠は、超おススメです!

      では、またお話できるのを楽しみに^^
      ばいばい(^^)/

      追伸☆
      二重投稿は気にしないでね!
      やっぱり何か機能的な関係?かも。
      2018/04/24
  • ★3.5

    9編からなる短編集
    ・正月の決意
    ・十年目のバレンタインデー
    ・今夜は一人で雛祭り
    ・君の瞳に乾杯
    ・レンタルベビー
    ・壊れた時計
    ・サファイアの奇跡
    ・クリスマスミステリ
    ・水晶の数珠

    流石、東野さんです。
    短編集なので、ずっしりとした読み応えがある訳ではありませんが、
    一話一話、ミステリ・サスペンス・脳科学・SF・近未来・ホロッとするもの…。
    冒頭からぐいぐい引き込まれるし、予想する結末を裏切ってくれる。
    色んな味わいがあり、短編集の素晴らしさを感じる事が出来ました。
    人間描写も秀逸でした。

    「レンタルベビー」・「10年目のバレンタインデー」・「サファイアの奇跡」
    「水晶の数珠」が良かったです。

    一日一話、少しずつ読めたのも良かったです♪
    タイトルも意味深だなぁ。
    次回は素晴らしい長編を期待したいです。

  • 「毎日寝る前に一編。ゆっくり読んでください。」と帯にあるが、とてもとてもそんなわけにはいかない(笑)。
    それぞれ魅力的なミステリーで、次々と続けて読んでしまいたくなる9編。
    犯罪者心理を描いた『壊れた時計』や『クリスマスツリー』は秀逸。『君の瞳に乾杯』って、見たような題名だと思ってたら、著者の作品に『ウインクに乾杯』があった。もちろん、内容は全然違うけど。

  • タイトルから心あたたまる短編集かと思いきや、ブラックユーモアただよう話が多い。シニカルな結果になったり、ストレートには終わらないオチがあり、楽しかった。
    ミステリの定番にツッコミを入れる「壊れた時計」、珍しくジーンとくる「水晶の数珠」がよかった。

  • バラエティに富んだ簡易で気軽な短編集。ちょっとした暇つぶしに最適です。コミカルなミステリーが多く、どれも楽しめました。個人的には『十年目のバレンタインデー』と『水晶の数珠』が好みです。後者は泣けました。本の題名は『素敵な日本人』ですが、特段日本人であることに拘った作品集ではありません。それが一番のミステリーかな(笑)

  • 【正月の決意】に出て来る登場人物達がみんな俗っぽくて笑えた。みんなスケベでいい加減な人達だけどそれほど憎めない。

    【今夜は一人で雛祭り】の雛人形の薀蓄には感心しました。私も娘の為に毎年七段飾りを飾っているのですが、私の飾り方に間違いはありませんでした。

    【10年目のバレンタインデー】と【君の瞳に乾杯】は短編でも斬れ味抜群ですね!

    【壊れた時計】は思わず『止めときゃいいのに』と何度も言いたくなる。

    【レンタルベビー】色んな含みをもたせた近未来ですね。

    【サファイアの軌跡】東野さんの昔の長編に同じネタあり、但しオチは180度って感じです。

    【クリスマスミステリ】またまた登場の魔王館殺人事件!!!

    【水晶の数珠】ウチにも無いかなそういうの!


    短い短編ですが後500ページぐらい続けば良いのになぁと思いました!

  • 1958年に江戸川乱歩賞を受賞した『放課後』でデビュー以来、数々の話題作、受賞作を世に送り出してきた小説家、東野圭吾さんの短編集。

    本の題名は「素敵な日本人」となっているが、特に日本人の素敵なエピソードを語るというより、季節を感じる作品だったり、近未来を想像させるような作品、余計なことを。。と思うようなサスペンスやミステリーもあり、一冊でいろんな要素が組み込まれていた。

    中でも、子育てを経験する前に、AIの赤ちゃんを三ヶ月間レンタルし、子どもをもつ大変さ、愛情、暮らしぶりを疑似体験している女性を題材にした近未来の編では、本当に近い将来に商品化されそうなサービスで想像を膨らませられた。最後にはあっと驚く展開も用意されていて、これまで東野作品は一冊も読んだことがなかったけど、他の作品も読んでみたくなる作品だった。

  • 東野圭吾さんの短編作品9つ。

    タイトルは、表題が四季にちなむものだから、でしょうか。
    少なくても内容に「ステキな日本人」がいろいろ登場するわけではないようです。

    どれもちょっと皮肉だったり、どんでん返しがあったりと楽しく読めました。

    「十年目のバレンタインデー」と「君の瞳に乾杯」は刑事もの?
    「レンタルベビー」と「クリスマスミステリ」は、どちらも主役が年配にご婦人で。
    「サファイアの奇跡」「水晶の数珠」は、ヒューマンチックでほのぼの。

    いろんな楽しさが詰まった一冊。
    短編なのでサクサク読めるのも良いです。

  • どれも良かったが、最後の水晶の数珠はジーンときた

  • 帯に書いてあるとおり、毎日寝る前に一編ゆっくり読むとイイ感じの9編(^^)♪まぁ私は次に読む人が待っているので一気読みしてしまいましたが(^^;)どの話もどんな結末が?とドキドキしながら読んで、真相が解ると「おぉっ!Σ( ̄□ ̄;)」と驚き、最後のもう一捻りに「なんですとッ!(゜ロ゜;ノ)ノ」と思う素敵な読み心地(*´∀`)♪(途中で落ちを考えちゃイケナイよ(^.^))最後の「水晶の数珠」は少し泣けた(--、)

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