桜疎水

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911546

感想・レビュー・書評

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  • 京都が舞台の短編集。登場するのは太秦、真如堂、松ヶ崎疏水、曼珠院、寺町通に上賀茂神社だが、特にこの場所でなければと云う必然性は低く、別にどこの話でもいいように感じた。それぞれの話には詐欺師などの犯罪が登場し、話としてはそっちがメイン。文庫本では「二十年目の桜疎水」に改題

  • 京都を舞台とした6編の短編集。
    それぞれに共通しているのは「かくしごと」あるいは「嘘」
    この本に描かれている「かくしごと」や「嘘」はあまりにも極端すぎて、だからこそ読んでいて楽しめるのかもしれないけれど、大なり小なり誰もが心の引き出しにしまいこんでおきたいものはあるはずで、人間のずるさと正直さとの葛藤を表現しているように感じた。

  • 【収録作品】おばあちゃんといっしょ/お地蔵様に見られてる/二十年目の桜疎水/おみくじ占いにご用心/仏像は二度笑う/おじいちゃんを探せ
     コン・ゲームは楽しい。

  • いくつかの優しいミステリー。
    騙されて、結末にホッとする。

  • 期待していなかったが どの短編も楽しめました。

  • 第69回日本推理作家協会賞短編部門受賞作 収録!

    第69回日本推理作家協会賞短編部門受賞作「おばあちゃんといっしょ」 収録 ! 曼殊院、真如堂、寺町通、松ヶ崎疎水、上賀茂神社、太秦……。京都に仕掛けられた六つの罠! 物語の最後に出会うのは、驚愕の恐怖、切なさ、そして人の優しさ。すべての作品に、仕込みあり。きっとあなたは欺される!

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