楽譜と旅する男

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 97
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911560

感想・レビュー・書評

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  • 楽譜を探して旅する男の話。といっても、そう簡単な旅ではなく、摩訶不思議な世界が広がっている。
    だからどれも分かりづらい、のは私だけか。
    「曾祖叔母オパールの物語」「城塞の亡霊」「西太后のためのオペラ」は良かった。

  • 音楽にまつわる話を、ひとつずつ提供する。その音楽のうらに秘められた物語を明らかにする。なかなか。

  • 楽譜を探す人々はある男に依頼する…
    依頼人と楽譜を繋ぐ、謎めいた連作短編集。

    それぞれの思いを込めた音楽が紙の上で踊り始め、楽譜の連れてくるストーリーと共に読者も異国を旅する。
    何かを失った人々の姿に歴史があり、物語の切なさが増して感じられた。

    過去に降り立ち幻想に連れ去られる一冊。

  • 少し不思議でほろ苦い、けれど後味は悪くない不思議な触感。

  • 独特な雰囲気が漂う、音楽奇譚集。
    大仰で、時代がかっていて、妙な雰囲気のある作品です。
    翻訳作品だったかしら?と、確認したくなるような独特さ。これがなかなかに味わい深く、私は結構好きでした。

  • ※図書館

  • 初めて芦辺さんの作品を読みました。
    楽譜探索人か。いろんなアイデアがあるんだな。

  • 2017.10.31 図書館

  • 凝ってる。装丁からフォントから文体から漢字の使い方まで。ミステリとしては大人しめだが題材が好みなのでマル。8.0

  • 楽譜と旅する男、正確には旅してるのは読者である我々ではないのかと思わなくもないのですが。
    まあそれはさておき、時勢の流れに紛れ消えて行ったと思しき楽譜を見つけ出し、それを求めた人々に渡すことを生業とする男と、その依頼者、または楽譜にまつわるストーリーの連結。
    失われていた以上、それはどちらかといえば悲劇に彩られていることが多いわけですが、それだけではなくどこかにうっすらとした救いをもたらすこともある。
    それだけでもなく。

    面白かったです。

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著者プロフィール

1958年大阪市生まれ。同志社大学卒業。読売新聞記者を経て、『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞。主に本格ミステリーを執筆しつつ、ジュヴナイルやアンソロジー編纂・編訳も手掛ける。

「2020年 『ロスト・ワールド 恐竜の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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