鎮憎師

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911607

感想・レビュー・書評

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  • 事件の真相を暴くのではなく、復讐の連鎖を断ち切る鎮憎師。設定は面白く、どう憎しみを鎮めるのか興味があったが、これではさっさと真相を暴いて犯人を捕まえる方がよっぽどよかったのでは?復讐といっても動機等にあまり説得力がない。序章が衝撃的なだけに、その後があまりにも平凡な気がする。

  • 憎しみの連鎖を断つ「鎮憎師」。復讐を防止するための真犯人捜しの話。著者らしい思考の模索が面白い。

  • シリーズではないが、限られた登場人物の中に犯人がいて、その犯人に推理のみで迫っていくのは、「碓氷優佳」シリーズに近く、この作品のタイトルにもある「鎮憎師」は話を聞くだけで、やはり推理をする安楽椅子ものの「座間味くん」シリーズを思わせ、それを合体させた感じが、どうにも否めない。
    大学のサークルで仲が良かった真穂たち6人は、サークル仲間に結婚式の2次会のために、1年ぶりに顔を合わせていた。そんな2次会には、彼女たちが封印したかった過去の事件の被害者・夏蓮が事件以来3年ぶりに姿を現し、かつての仲間たちは動揺を隠しつつ、久しぶりの再会を喜んだのもつかの間、その日の夜、夏蓮は渋谷の町中で絞殺死体で見つかる…
    3年ぶりに再会した彼女を殺したのは、誰なのか?
    最後まで、それだけをテーマに描かれる。これはこの作家さんの特徴でもあるんだけど、ずっと同じところを巡っている感じは、ちょっと飽きてしまう…

  • 設定は面白いけど、展開は作者特有の無理矢理感が満載でした。復讐するってわかるかなぁ、て思ったらこの作者の本は読めない。

  • 正直つまんなかった。

  • 憎しみを鎮める人―ー「鎮憎師」
    最初の衝撃的な出だしで、どのような展開が待ち受けているのかと期待したのだが、、、

    学生時代のサークル仲間の自殺にによって、それから3年後、結婚式で再会する友が、殺される。
    それは、復讐劇の幕が、開いたのだろうか?

    中ほどの殺人者の説明らしきサークル仲間内での、人を暗疑させる内容が、長々と、書かれている。
    山村美紗氏のミステリーのように、、、、あの人が犯人では、、、、いや、この人も犯人の可能性がある、、、と、いう推理が、長い。
    そして、同性愛者という内容についても、何かこじつけのような感じであった。
    復讐の連鎖を止めるため。と、最後には書かれているが、、、、
    人間の理性で、連鎖を止めれるのであって、心静かに、憎しみを消すのには、歳月の時間が掛かるものだと思う。

  • 11/19/2017 読了。

    図書館から。

  • こじつけ感溢れる!
    鎮憎師の胡散臭さ!
    最初の無意味な話!
    イマイチだった。
    都合よく同性愛者ばっか…

  • 赤垣真穂は学生時代のサークル仲間の結婚式に出席したが、その翌日、仲間のひとりの死体で発見された。弁護士の叔父が紹介してくれたのは、沖田洋平とその妹の千瀬。彼らには、憎しみを鎮めてくれる能力があるというが・・・
    殺人事件の真相を究明し、復讐の連鎖を断ち切ることができるのか?

  • 大学のサークルのメンバーだった二人が結婚し、二次会は仲間達で盛り上がる。そこへ、昔ある事件に巻き込まれて疎遠になっていた女性が突然現れ、そこから悲劇の幕が開く・・・。
    石持さんの久しぶりの長編ミステリ。多分、作者名を隠して読んでも石持作品だと分かるだろう。推察と討論が長々続き、独特の論理展開からの犯人の指摘。この著者以外考えられない。
    謎を解きはしないがアドバイスをするのが、タイトルの鎮憎師で、憎しみを鎮める人という造語だそうだけど、この奇抜さも石持さんらしい。あまりキャラが立っていないのが惜しいが、果たしてシリーズ化するのだろうか? この一作だけでは何とも言えないな。

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