100億人のヨリコさん

著者 :
  • 光文社
3.16
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本棚登録 : 114
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911812

感想・レビュー・書評

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  • これは面白かった!昨年のなんのランキングでも見かけなかったけど、なぜ?

    倒壊寸前のボロ寮に住むビンボー学生話であり(これはかなり笑える)、記憶の仕組みについての「ラジャ仮説」(?)に基づくSFであり、流血や破壊の痛みに満ちた幻覚がこれでもかとぶちまけられるホラーでもあり、とまあサービス精神満点。こういうの好きだなあ。

    一筋縄ではくくれない著者のこと、例によってあとがきなど韜晦の色が濃い。しかし、これを読んでマイノリティへの深い思いを感じた。あらためて思い返してみると、これまで読んだ著作にも明らかにその色合いがあることに気づく。なかなか興味深い人だ。

    一番インパクトがあって、うひゃ~っと声が出てしまったのが、パンツダケ。緑色になった鍋を想像すると、うう…あんまりだわ。笑ったけど。

  • 2017.11.16読了。似鳥さんは手を変え品を変え、いろんなジャンルの小説を書きますね。

  • ”某大学キャンパスの奥の奥、深く大きな池と農学部演習林に挟まれた未開のエリアにあると噂される「富穣寮」。(帯より)”
    面白い設定にわくわく
    しかししかしどんどんわちゃわちゃに…

  • 読売の書評欄にて紹介されていたため読んでみる。
    中々に森見登美彦臭のする、個性溢れ、泉の如く湧き出しているキャラクター達(誉め言葉)に、謎のヨリコさんという霊。
    ヨリコさんは何故化けて出るのか、解明しよう! というところから物語が一気に加速する。ヨリコさんが感染する原因の元へ辿り着くまでの怒涛の恐怖表現が、恐ろしくもありアドレナリンが出まくる不思議な感覚を味わえる。

    主人公が最後に体験した世界、宇宙と繋がる感覚を羨ましく思えた。

  • ホラー 面白い。

  • 2018 3/28

  • 市図書館にて。

    ちゃんとSFしているのが楽しかった。マイノリティに対する圧力はいつも通り分かりやすく書かれ生きていると思う。

  • 面白かったー! 似鳥節全開のドライブ感のある文章はやっぱり好きだ。冒頭からどういう展開になるのかなと思わせておいて、そうきたかな展開。SF的な結末が気に入らない人がいるかもだけど、私は気にならなかったなー。

  • ヨリコさんはよく後書きに出てくるあのヨリコさんだよね。最近見ないと思ったらこんな大事になっていたとは…

  • 幽霊を科学的に解析して、全世界的なパニック状態をどうにかしようと、かなりうさんくさい学生寮に住む仲間で頑張る話。
    最初はボロボロの学生寮を舞台にした青春ものかと思いきや、まぁそれもまちがいではないけど、今まで思った事のない展開で、ほほーと思いながら読んだ。
    でも何かにつけて話が長い!って感じかな?読むのに結構時間がかかった。
    と、思うって事はあんまり面白くなかったって事なんだろうな。

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プロフィール

似鳥 鶏(にたどり けい)
1981年生まれ、千葉県出身の小説家・推理作家。男性。千葉大学教育学部卒業。北海道大学法科大学院在学中の2006年、『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、2007年に同作品で小説家デビュー。
2012年の『戦力外捜査官』が代表作。本作はシリーズ化し、武井咲主演でドラマ化された。

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