- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334911812
感想・レビュー・書評
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不思議な話。登場人物がみんな個性的で良い。いろいろ分かりやすく解説?説明?してあるから楽しく読めた。精神的な幻覚、幻聴、脳の仕組みなど興味深い。
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『極貧大学生、ヨリコさんから世界を救えるか?』
廃屋のような大学寮に暮らす主人公らの想像を絶する貧乏生活を起点に、寮に出現する幽霊『ヨリコさん』を巡るハチャメチャな展開に!初の似鳥作品でしたが、あまりの奇想天外ぶりにハマりました! -
ノリ始めるまでちょっとかかったけど、エンジンかかってからは一気読み。こんなことあるはずない!けどあるかも?と思わせる展開が面白い。主人公はその気になればきっと世界を掌握できる(笑)
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ぽんぽこ仮面こと森見登美彦の偉大さを思い知る一冊。これまで読んだ同作者の本に比べてびっくりするくらい面白くないのでびっくりした。書下ろしだからなのか? 作中の小学生に向けての説明シーンがとても小学生向けとは思えず、しかし全体として誰向きなんだこの小説は。主人公と同じ大学生? いやそんなまさか。
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自給自足してるけど、スマホやSNSを今風に使いこなしてる。
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究極にお金がない学生にのみ紹介される地図にすら載らない「富穰寮」。貧乏学生の描写はうへぇと思いつつどこか親近感を持って楽しめます。さて、彼らは入寮すると必ずトイレに水の代わりに血が流れたり、夜中に目を覚ますと天井に血だらけで張り付いた依子さんを見るのです。主人公が入寮したのをきっかけに、これがどういう現象なのか解明しようと寮生たちが立ち上がるわけですが…コメディ?ホラー?とニヤニヤと読んでいましたが、途中からとんでもないことに!こんな現象嫌だ!似鳥さんじゃなかったらもの凄いサスペンスホラーですよ、これ。