心中旅行

著者 :
  • 光文社
2.83
  • (0)
  • (0)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 25
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911836

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 結局死んでない!
    生き残った一家のその後を読みたい気もする。

  • 花村萬月。これで何作品かを読んでいるが、いつも思うのは、花村萬月は危なっかしいということ。なんだか人生そのものを綱渡りしているかのような、死を渇望しているかのような、なんとなく危なげな印象を受けてしまう。

    今回の作品もそう。タイトルからしていかにもだが、文芸誌の編集長になった澤野は、気の合う妻と双子の娘と幸せに暮らしていたが、職場の新人編集者と不倫関係に陥る。
    誰もが振り向くような美人で性の相性も抜群。全てを上手くやれているような気がしていたが、双子の1人が亡くなり、さらには妻が不倫、借金していることが発覚。
    家族3人で心中旅行に出るが・・・。

    死を前にして初めて家族の姿を取り戻せたのも皮肉な話だが、ラストはこれでいい!と思わせる。きっと大丈夫!なんとかなるよと応援したい。

  • <小説○○>の編集長・澤野逸郎は妻と双子の娘に囲まれ、幸せの絶頂かと思われた。しかし気づけば編集部には鬱が蔓延、作家とのトラブルも続き、やがて多量の薬と部下との不倫に溺れるようになる。そんな逸郎を、不幸の連鎖が襲う。その行き着く先は――。

全3件中 1 - 3件を表示

プロフィール

1955年東京生まれ。89年、『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。その後、特異な感性で話題作を次々と発表。98年、『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年、『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。著書に『笑う山崎』『ブルース』『ワルツ』『弾正星』『ロック・オブ・モーゼス』等多数。

「2018年 『ニードルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

心中旅行のその他の作品

心中旅行 Kindle版 心中旅行 花村萬月

花村萬月の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする