七色結び

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 141
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334912000

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の水引きに惹かれて借りてみた。

    ナナさんのようなお姑さんだと楽しいかも?と思った。
    同じ趣味を持っていると良いかも。

    地域の役は順番で回ってくるので、どうしてもやらないといけないから一年だけ…と思って頑張るけど、PTAの会長だけは引き受けたくないな〜

  • ほっこり日常系のお話
    主人公が明るくて前向きで、アイドルまさきの歌う歌の歌詞が面白すぎてサクサク読めた。
    あまり考えずにゆる〜く読めるのが魅力かな。

    主人公がひょんなことからPTA会長をやることになってしまうんだけど、あまり折り合いの良くなかったママさんに仕事を振って、頼りにしていることをアピールすることで、うまくPTAを回し始めたのはすごかった。
    自分の仕事に活かせるなと思った。

  • 図書館で目に付いた本。タイトルはいいなと思った。内容はちょっとイメージしていたのと違っていたけど、面白かった。
    PTAって怖いな。子どもを育てる自信がなくなる・・でも生きがいが見つかるっていいな。

  • PTAの仕事に四苦八苦する日常のやり切れなさを、推しの癒しで頑張る鶴子さんにエールを送り、藤正輝の歌の歌詞に爆笑しながら読みました。

  • 神田茜さん 初読みです。
    七色の色がタイトルに入った7篇の連作短編集
    ポップな装丁が可愛くて目を惹きました。

    PTAの話なのでお堅い内容かと思いきや、個性あふれるPTAメンバーにロックミュージシャンを絡めてのかなりコメディ色の高いストーリーになっていて何度も噴出しました。

    主人公や姑のネーミングから始まり、ロックミュージシャンの歌う歌詞だったり笑えるツボがあちこちに存在しており終盤に向けて、謎解き要素もあってどんどん面白くなって行きました。

    PTAあるある、主婦の癒しあるあるなども満載で読後感も楽しい1冊でした。

    ちなみにこの物語に登場するロックミュージシャンの「ふじまさき」ですが数十年前「忍ぶ雨」を歌っていた「藤正樹」さんって言う方を懐かしく思い出しました。

  • 40代になって推し活を楽しんでいる主人公と義母の楽しそうな様子と仲の良さが良い。PTA会長をせざるを得なくなるが前向きにできるところがすごい。楽しい本だった。

  • sg

  • 主婦がある日アイドルに恋をする。
    その思いが日々のエネルギーに変わるのわかる。
    全然知らないPTAの世界の大変さもわかった。
    とにかくおもしろくて止められず一気に読んだ。
    水引の内職もやってみたい。

  • 2019/1/27

  • 装丁で本を選ぶことはよくあるのですが、これも。水引が素敵。最近素敵な装丁だなとおもう本はアルビレオさんが結構あるので、好みの装丁なんだろうなあ。主人公は水引作りを内職にする主婦。PTA会長になってしまってドタバタ。

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著者プロフィール

神田茜(かんだ・あかね)
北海道帯広市生まれ。1985年に講談師の二代目神田山陽門下に入門、95年に真打に昇進。2010年『女子芸人』で第6回新潮エンターテインメント大賞受賞。著書に『フェロモン』『好きなひと』『ふたり』『ぼくの守る星』などがある。

「2014年 『しょっぱい夕陽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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