- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334912093
感想・レビュー・書評
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うーん……なんか、一言で言えばおじんくさい
菜々美がどうも好きになれないけど存在意義はなんなのか
〜だわよ、なんて今はあんまりおばさんでも使わないよなあ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
913
学生選書 -
う~ん。
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定年を間近に控えた正悟は元部下の27歳という若さでの自死に愕然とする。自殺の真相を調べていくとある重大な事実に突き当たる。同じ頃、妻の千穂は莫大な金額が絡む詐欺事件に巻き込まれていた。お互いが目の前の難題に精一杯で、相手を誤解し、絆は壊れていく。それぞれの過去が明かされ、ラストへ向けて物語は大きく動いていくが、最後の正悟の母が残したもう一冊のエンディングノートと千穂が記したエンディングノートを読んだ時、この本のキモに気づく。人生の選択において必要な事は、死を意識した時に初めて分かるのではないか?
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題名から暗い話かと思って、読み始めた。
人生の教訓あり、正義と出世との狭間での葛藤あり、若干のミステリーあり、面白かった。
警察の取り調べの記載は作者の経験からかリアリティが感じられた。
楽しみよりも試練が多い人生。人間は皆、そうした人生を味わうために、この地上に舞い降りて来ている。 -
還暦を迎える男には、この半年のあいだに対照的な二人の死があった。享年八三歳の母と、二七歳の元部下。母は準備万端死に支度を調えていた。彼は、鬱病とも、失恋の末とも言われる自殺だという。二人の真実を知った男は…。