エンディングノート

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 46
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334912093

感想・レビュー・書評

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  • うーん……なんか、一言で言えばおじんくさい
    菜々美がどうも好きになれないけど存在意義はなんなのか
    〜だわよ、なんて今はあんまりおばさんでも使わないよなあ

  • 913
    学生選書

  • う~ん。

  • 定年を間近に控えた正悟は元部下の27歳という若さでの自死に愕然とする。自殺の真相を調べていくとある重大な事実に突き当たる。同じ頃、妻の千穂は莫大な金額が絡む詐欺事件に巻き込まれていた。お互いが目の前の難題に精一杯で、相手を誤解し、絆は壊れていく。それぞれの過去が明かされ、ラストへ向けて物語は大きく動いていくが、最後の正悟の母が残したもう一冊のエンディングノートと千穂が記したエンディングノートを読んだ時、この本のキモに気づく。人生の選択において必要な事は、死を意識した時に初めて分かるのではないか?

  • 20180423予約
    エンディングノートをめぐり、自分自身を見つめ直す主人公。地名で弥富と突然現れて驚いた。ローカルな地名なのでびっくり。

  • 題名から暗い話かと思って、読み始めた。
    人生の教訓あり、正義と出世との狭間での葛藤あり、若干のミステリーあり、面白かった。
    警察の取り調べの記載は作者の経験からかリアリティが感じられた。
    楽しみよりも試練が多い人生。人間は皆、そうした人生を味わうために、この地上に舞い降りて来ている。

  • 還暦を迎える男には、この半年のあいだに対照的な二人の死があった。享年八三歳の母と、二七歳の元部下。母は準備万端死に支度を調えていた。彼は、鬱病とも、失恋の末とも言われる自殺だという。二人の真実を知った男は…。

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著者プロフィール

1962年生まれ、元衆議院議員。2000年に秘書給与詐取事件で逮捕、実刑判決を受け栃木県黒羽刑務所に服役。刑務所内での体験をもとに『獄窓記』(ポプラ社)、『累犯障害者』(新潮社)を著し、障害を持つ入所者の問題を社会に提起。NPO法人ライフサポートネットワーク理事長として現在も出所者の就労支援、講演などによる啓発に取り組む。2012年に『覚醒』(上下、光文社)で作家デビュー。近刊に『エンディングノート』(光文社)。

「2018年 『刑務所しか居場所がない人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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