森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー

  • 光文社
2.93
  • (1)
  • (2)
  • (33)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 226
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334912598

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 美女と竹林をテーマにしたアンソロジー。面白いものもあったが、粒揃い…とまではいかなかったか。
    伊坂幸太郎の「竹やぶバーニング」は題名だけで持ってかれる。美女ビジョンで更に持ってかれる。京極夏彦の「竹とり」も雰囲気が出ていてよかった。飴村行の「東京猫大学」もテーマがおまけになっていたが嫌いじゃない。入りたい、猫大学。北野勇作「細長い竹林」、佐藤哲也「竹林の奥」、矢部嵩「美女と竹林」はちょっとついていけなかった。恩田陸「美女れ竹林」は最後のテンションの代わり具合に驚く。え、そんな空気やったかな?

  • 恩田陸を目当てに購入。
    全体的にはうーん。普通かなぁ。
    文庫本だったから満足だったかも。

  • 「美女と竹林」が大好きで、その二つに異常な(?)こだわりを見せる著者。
    同名のエッセイを以前読みました。竹林で筍掘りに四苦八苦する様子が語られていましたが、著者自身もつっこんでいるように、いつまでたっても美女は登場しませんでした。

    今回はその反省を踏まえてか(いや違うでしょう)、ほかの作家に「美女と竹林」をテーマに短編を書いてもらうという企画。
    なんて贅沢なんでしょう。モリミ氏、同業者の先輩方に愛されています。

    ほとんど著者の好みで動き出したような企画ですが、読者の我々も、その恩恵にあずかって、こうして一冊の本になった短編集を読むことができています。

    竹林は異世界への入り口というイメージが強いためか、全般的にミステリーが多い印象。

    知らない作家も登場します。

    北野勇作氏は、長文に長けた作家。
    長い一文を数えてみたら、なんと17行もありました。

    厳密な条件下で比べたわけではありませんが、個人的に最長と思っているプルーストの『失われた時を求めて』の一文13行を超える長さ!
    驚きました。

    恩田陸と有栖川有栖の短編は、どちらもミステリー仕立て。
    そして両者の作品に「竹、竹、竹が生え」とつぶやく萩原朔太郎の詩が、非常に不気味な効果をもって引用されていました。

    あとがきに、モリミ氏による全作品への感想と感謝が記されます。
    そして最後に「いくら竹林が好きだと言っても、竹林の奥へ踏み入る時は私も怖い。」との一文が。

    それを読んで、安心しました。私もやっぱりこわいです。
    こわいからこそミステリアスで引きつけられるもの。
    それが、美女と竹林の共通項なのかもしれませんね。

  • まあまあ。ちょっと理解できないのもあったけど。
    わたしの想像力と読解力不足のせい。

  • おまけで星3つかな…
    美女と竹林というテーマでこれだけの数の短編ってのは、私的にきつかったです。

    ただ一つ、伊坂さんの「竹やぶバーニング」だけは、さすがのおもしろさ(贔屓もあるかもだけど)!
    美女と竹林がテーマだとはわからないさりげない使い方。
    「なにが混入したんですか?」
    「かぐや姫です」
    この会話だけで、もう満足でした!

  • 図書館より。

    読みたい作家さんが多くて。基本、ホラーなのね。
    さらっと読了。竹林はミステリー。

  • パパンダホイホイアンソロジー。やっぱり竹やぶはイイ…。

  • ブラインドの話は読むのがしんどかった。。
    伊坂さん、やはりほっこりしてて好きだなー。

  • 竹林アンソロジー。様々な作家の様々な竹林観が興味深い。

  • 全体を通して壮大なファンタジーを読んでいるよう。

全29件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

森見登美彦の作品

森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジーを本棚に登録しているひと

ツイートする