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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784334912802
作品紹介・あらすじ
亡き女房と瓜二つの女。五寸釘が首を貫く禍々しい死。
欲に呑み込まれていく、商(あきない)と政(まつりごと)。
江戸の巷にうごめく人々の表と裏。人を殺すのも苛むのも、産み落とすのも、巣くうのも、生きる支えになるのも人だ。
心に虚空を抱える同心木暮信次郎と、深い闇を抱える商人遠野屋清之介。そして因縁の二人を見つめる岡っ引伊佐治。
宿命に抗う男たちの生きる哀しみと喜びを描く、待望のシリーズ。
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
疼く。騒めく。震える。亡き女房と瓜二つの女。五寸釘が首を貫く禍々しい死。欲に呑み込まれていく、商と政。剣呑で厄介な同心・木暮信次郎×刺客の過去をもつ商人・遠野屋清之介。男たちは、どう決着をつけるのか。
令和2年11月8日~11日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊佐治と小暮信次郎の掛け合いが面白い!正反対のような二人が織りなす捕物絵図。実際の場面が見えるようだ。あさのあつこ。なかなかの作者だ。
そして遠野屋清之介。商人なのに性格が素直、まっすぐ過ぎてハラハラするが、なかなかの人物。
3人の結末がまた良い。
最後の方まで、前に読んだことがある。最後に近づいても、そうそうと思ったのだが。なかなか上手く纏めた。いい内容、つくりだ。
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2022.03.24
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終わり方に不満はあるが相変わらず面白い。一気に読ませる力がある。
おちやの行方が気になるので次巻も読むだろう。 -
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一気に読み終わっちゃうおもしろさ
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久しぶりに、すっきりで、おもしろかった。
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小暮信次郎 遠野屋清之助 伊佐治この三人の関わりが楽しい 続きが読みたくてしようがない もっともっと続けて
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あさのあつこ作品の時代小説はバッテリーとは違う面白さがある。人間が魅力的なのは一緒だが、謎めいた魅力が弥勒シリーズの登場人物にはあるような気がする。
今回もあらためてあさのあつこという作家の幅広さを感じた。
今後おちやはどうなるのだろうか?
わざわざ残した意図が解明するのが楽しみである。 -
誰の心にも、鬼は眠っている。しずかに。
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L 弥勒シリーズ9
弥勒シリーズ
1 弥勒の月 ◯
2 夜叉桜 ◯
3 木綿柿 ◯
4 東雲の途 ◯
5 冬天の昴 ◯
6 地に巣食う ◯
7 花を呑む
8 雲の果
9 鬼を待つ ◯
まさかの2冊飛ばしだった。
まぁ、話は通じるけどこれだけ手に取ったらわからんだろ。店頭でこれだけ手に取って購入したひとに謝れ!(そんな人いないのか?)
さて内容。遠野屋が絡まない殺人は江戸にごまんとあると思うんだけど、どうしても遠野屋を巻き込みたいのか。わたしは遠野屋が絡まない信次郎と伊佐治を読みたいんだよ。遠野屋が出てくるだけで胡散臭さ倍増なんだけど。信次郎の感性は遠野屋がいなくても際立ってるんだからさー。
伊佐治親分はだいぶ信次郎教になってるけど岡っ引きたるものそうでなくっちゃ!
…とにかく抜け作品読もう。 -
するする読み進んだ。
兄やら国元やらとの確執が定かじゃなくなってきたので、弥勒を読み直そうかと思ったり -
木暮さまの闇は深いのか?
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大川に鴨が、、、もうすぐ冬。
出だしから、季節を感じられる描写。
このシリーズを読んでいると、作者 あさのあつこ氏の季節の移ろい、そして人間の持った内面の機微な心情を何と、上手く描写できるのだろうと、、、感心している。
伊佐治と信次郎との会話の掛け合いにしても、面白い中に、言いたい事が、一杯詰まっている。
事件は、喧嘩で、頭に傷を負った大工の頭領と、そして逃げ出した版木堀の職人が、発端である。
職人は、首を吊り、そして大工は、首に五寸釘で、殺されていた。
そして、遠野屋を乗っ取ろうと思っている八代屋の主人の太右衛門の商人の心得のような言葉もなるほどと、思うような事柄である。
太右衛門が、親戚の娘おちやを清之介と結びつけようとするのだが、、、、そこで、清之介が、見た女が、、、、おりんそっくり!
その動揺の描写も ページ数は少ないのに読みごたえある。
そして、第3の事件 太右衛門が、やはり五寸釘を打たれて殺された。
どう展開していくのか?
伊佐治と信次郎の捜索。
そして、いつものように信次郎と清之介のにらみ合いながらも、2人共、居ないと違和感を感じている所が、良い。
しかし、おりんそっくりのおよえの正体が、、、、
源庵とおよえの関係は養父と娘。
それでいながら、2人共、どちらも死を覚悟の戦いに。
商人が、政治に介入することを否と、思う 沖山頼母の思惑。
殺人事件の結果は、商人が、政と財の両方を欲しがった事に絡んら事件であった。
暗い話で、終わらずに、清之介を一途に思うおちやの行動に、、、そして、それを煽った信次郎が、慌てて逃げようとするところ・・・・おみつの言い分も楽しく最後まで良かった。
そして最後は、雁が飛んでいる背景も・・・・
著者プロフィール
あさのあつこの作品
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