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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784334913335
感想・レビュー・書評
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かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。十六年前の地震で温泉が涸れ、村は衰退する一方だ。この村で生まれ育った希子は、地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。年金で生活を支えながら伯父の介護に明け暮れる日々だが、村役場の課長・竜哉との結婚が決まり、伯母は誇らしそうに嫁入り道具を披露している。希子が暮らす家と空き家を挟んだ隣家に住むのは、七年前にIターンしてきた長谷川一家。家にはいつも頑丈に鍵が掛けられ、高校生の長男・耀は奇声を上げて自転車で走り回るなど、村人から不審がられていた。ある日、村おこしのために雇われたブロガー・茗が突如消えてしまう。希子は、村長の妻であり、農園や工場を手広く商う来宝ファームの社長・麗美に、茗の代役を強引に依頼されるが…
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過疎の町で起こる土地の名士一族に関わる禍々しい物語、というイメージで読み始めたが、もう少し現代的なストーリーではあった。だが、あながち外れというわけでもなく、二大名家の諍いの果てにもたらされた凶事の様相もある。そして、介護という苦労をしてはいるが、外の世界を知らない、いわゆる箱入り娘だった希子の成長物語でもあり、唯一希望があるとしたら、そこかもしれない。耀一家がもっと大きなカギになるのかと思ったが、その辺りはいささか肩透かしを食わされた感もある。桜がきれいに咲き誇るほど、禍々しさが増すような気がする一冊でもある。 -
かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。希子は、十六年前の地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。隣家に住むのは、七年前にIターンしてきた長谷川一家。家にはいつも頑丈に鍵が掛けられ、村人から不審がられていた。ある日、村おこしのために雇われた女性ブロガーが突如消えてしまい……。『冷たい手』で大ブレイクの著者が放つ、待望の長編ミステリー!
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やはり田舎はコワイ。
(経験済み) -
観光資源であった温泉も涸れ過疎化に進んでいく岐阜県宝幢村。村おこしのために女性ブロガーを雇うも自己死体で発見される。閉塞的な人間関係と村の伝説など、事件と真相がイマイチこの題材とあっていないように思う。隠された真相もピンとこない。
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16年前に起きた地震で温泉が涸れてしまった山深い場所にある岐阜県宝幢村を舞台にしたミステリー。
主人公は地震で家族を亡くし伯父夫婦と暮らす希子。
衰退して行く村の為に、村役場の課長・竜哉との結婚を勧められる。
そんな中、村おこしのために雇われたブロガー・茗が突如姿を消してしまい、希子は隣家に住む高校生の耀と真相を探り出すのだが。
閉塞感漂う村社会の人間関係に息が詰まりそうになる。
魅力的な登場人物が一人もおらず、己の欲を満たすだけの自分勝手な人間ばかりで誰にも感情移入出来ない。
明らかになる真相も黒く読後はどんより。 -
絵に描いた過疎の村で生まれ育った主人公希子。現実を受け入れ受け身の人生を覚悟していたが、村のPRのために雇われたブロガーの失踪をきっかけに婚約者や村人の行動に疑念をいだき始め…。狭い世界の人間関係や閉塞感が描かれるが、今時こんなステレオタイプの村が日本に存在するのか?こんな事件起こる?突っ込みどころ満載だが主人公の成長(?)が救い。「宝の山」ってそういうことだったのね。
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7月-12。3.0点。
とある田舎町、村長遠縁の公務員と結婚予定の主人公。
伯父伯母に育てられ、介護に追われる。
村おこしのブロガーが事故死してから、歯車が狂い始める。
きちんと謎は回収しているが、イマイチ盛り上がりに欠ける感じ。村内の人間関係が複雑すぎと、真犯人の唐突さが気になってしまった。 -
地震によって観光資源である温泉を失った過疎の村。閉鎖的なその村で暮らす一人の女性が巻き込まれる事件。怪しい移住者、村おこしブロガーの失踪、そして彼女自身の生き方に関わる様々な問題が絡み、なんとも言えない閉塞感を感じて苦しい物語です。だけど新天地を目指すよりは、息苦しくてもそれなりに暮らせるほうを選びたくなってしまう気持ちもわからないでもありません。どちらが幸せかなんてそれは人それぞれだし、妥協も必要な面はありますが。個人的には、竜哉がもう嫌で仕方ない! 「あんな男やめとけ!」と思いながら読んでいました。
不穏な空気は最初から漂っていますが。物語が進むにつれてどんどん怖くなる……そして掘り起こされる「宝」とはいったい何なのか。ほんっと嫌だなあ、この話。だけどだんだんたくましく強かになっていく希子の姿には、逆にほっとさせられました。「かわいげがある」だなんて言われて喜んでちゃあいけませんよねえ。 -
過疎に近い山奥の村。村を嗅ぎ回る余所者が事故死し、村のとんでもない秘密が…。おばちゃんたちは仕方ないとしても婚約者が不愉快極まりない。謎解きもいろいろ盛り込んでよくわからなかった。
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かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。希子は、十六年前の地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。隣家に住むのは、七年前にIターンしてきた長谷川一家。家にはいつも頑丈に鍵が掛けられ、村人から不審がられていた。ある日、村おこしのために雇われた女性ブロガーが突如消えてしまい……。『冷たい手』で大ブレイクの著者が放つ、待望の長編ミステリー!
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