ワンさぶ子の怠惰な冒険

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  • 光文社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334913885

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  •  小説家・宮下奈都の家族五人と一匹の、愉快な、心温まる、そしてどこか懐かしさをも漂わせる3年間の日記調エッセイ。
     3年間という期間は、ふつうの学生たちにとって特別な意味合いを持っているものだと思う。中学生が高校生に、高校生が大学生になるピリオド。一人一人が時にゆっくりと、時に急激に成長してゆくさまを、宮下さんは親の立場から眼差している。ワンさぶ子もまた、その眼差しのもとで駆け回っている――あたかも変化する状況、そして不変の価値、双方をまとわりつかせるかのように。

  • 北海道トムラウシの山村留学から福井に帰ってきた宮下家。当時、子供たちの妄想犬だった白い柴犬ワンさぶ子が家族の一員に。三人の子供たちは、大学生高校生中学生となり、思春期真っ只中。それぞれが自分の道を歩き始めていく。しなやかに自由を楽しむ、宮下家五人と一匹の三年間の記録。

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著者プロフィール

宮下 奈都(みやした なつ)
1967年福井県生まれ。上智大学卒業。2004年、「静かな雨」で文學界新人賞に入選し、デビュー。日常に起こる感情の揺れを繊細で瑞々しい筆致で描きだす作品で知られる。『スコーレNO.4』が書店員から熱烈な支持を集め、注目を浴びる。代表作に、2016年本屋大賞、ブランチブックアワード2015大賞、「キノベス!2016」などを受賞した『羊と鋼の森』があり、2018年6月映画化。『静かな雨』が2020年新春映画化が決まり、2019年6月6日文庫化される。ほか、福井からトムラウシに移り住んでいた頃の日々を描いた『神さまたちの遊ぶ庭』や、福井での身辺雑記や本屋大賞受賞前後のエピソードなどを描いた『緑の庭で寝ころんで』がある。

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