- 光文社 (2021年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784334913915
作品紹介・あらすじ
還らざる柩(ひつぎ)
大学の同僚・松岡から那智勝浦への旅の同行を依頼された和泉夫妻。松岡の教え子たちが、江戸時代に行われていた宗教行事を再現させるというのだが、その行事中に殺人事件が起きてしまう。
鯨の哭く海
和泉夫妻が訪れた「くじらの博物館」。そこに展示されていた勢子(せこ)の背中に銛が刺さっていた。以前にも同じようなことがあり、その直後、実際に人が殺される事件があったというのだが。
龍神の女(ひと)
和泉教授が龍神温泉の露天風呂で出会った女性。暗がりの中、彼女は赤ん坊を連れて入浴しているようだったが、旅館によると子連れの宿泊者はいないらしい。さらに和泉が乗ったタクシーの運転手が「あの女」という言葉を残し死亡していた。
感想・レビュー・書評
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和泉夫妻シリーズの内、和歌山県を舞台にした短編集。「龍神の女」以外の2編は単行本初収録なのでとても貴重だと思う。
「龍神の女」と「還らざる柩」は浅見光彦シリーズの「熊野古道殺人事件」に、「鯨の哭く海」は浅見光彦シリーズの長編作品としてそれぞれリライトされているから、その原型を読めるのはファンとして嬉しい機会だ。
推理力というより、直感と偶然の積み重ねで謎を解いている印象は否めないが、夫婦のやり取りには人生の年輪を感じた。
※読了(2024/04/24)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内田康夫先生の遺作ではあるが、和歌山県限りで、あまりいいとは感じにくい。
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和泉と妻麻子は和歌山へ。那智勝浦、太地、龍神を旅する二人が出会う三つの事件。龍神の女はよくわかった。還らざる柩は誰が犯人?鯨の哭く海もはっきりとついて行けなかった。内容は難しいところもあるが、文章は読みやすく、映像化しやすく、場面が浮かんできたし、海や温泉、料理や観光など自宅にいながら旅している気分を存分に味わった。
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大学教授の和泉とその妻・麻子。二人が出合う、紀州に潜む三つの難事件とは? 南紀州の熊野那智、太地、龍神を主舞台に、内田作品の醍醐味を満載! 書籍初収録作品を含む、旅情ミステリーの魅力あふれる連作集が登場! 内田康夫没後三年特別出版!
著者プロフィール
内田康夫の作品
