或るアメリカ銃の謎

  • 光文社 (2022年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784334914769

みんなの感想まとめ

本作は、アメリカ領事私邸での射殺事件と琵琶湖のクローズドサークルでの二箇所同時殺人事件を描いた本格ミステリです。著者の独特な視点から紡がれる物語は、異常な状況が絡み合う中で展開し、トリッキーな解決が読...

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】或るアメリカ銃の謎/或るシャム双子の謎

     南美希風シリーズ。
     あくまでも印象なのだけれど、「或るアメリカ銃の謎」は、ルブランの某作品を彷彿とさせて脱力。ある人物がしたことの動機については、悩ましい。
     「或るシャム双子の謎」は、双子のテレパシー問題を最もらしく用いている。犯人のひとりよがりな思いが招いた死は痛ましい。

  • 南美希風シリーズ。
    アメリカ領事私邸でおきた射殺事件「或るアメリカ銃の謎」と、琵琶湖のクローズドサークルで発生した二箇所同時殺人事件「或るシャム双子の謎」を収録。
    どちらもかなり異常な状況が絡まり合った事件で、著者らしい本格ミステリ。トリッキーな解決が面白かった。

  • 愛知県のアメリカ領事私邸で起きた謎だらけの射殺事件、そして、琵琶湖のクローズドサークルで発生した二ヶ所同時の殺人事件は、今までにない危険な要素に満ち溢れていた。珍しく感情を露わに事件に挑む美希風…悲劇の連鎖を食い止める人知を超えた大胆な仮説とは!?(e-honより)

  • 表題作含め中編2篇。

    心臓移植を受けた写真家が、執刀医の娘である米国の法医学者と日本での不可能犯罪に遭遇し、解決するというケレン味しかない設定で、内容もケレン味たっぷりのもの。

    謎の解き筋はかなりのナローパス。

  • 南美希風シリーズ。「或るアメリカ銃の謎」と「或るシャム双子の謎」収録。どちらもばりばりの本格ミステリです。
    アメリカ領事私邸で起こった不可思議な銃撃事件を解く「或るアメリカ銃の謎」。緻密な論理で詰めていってもさっぱり見当がつかない、と思ったら、この真相には度肝を抜かれました。そんなとんでもないことが起こってしまうとは。そしてまさかあの話が伏線になっていたとは……。
    琵琶湖のクローズドサークルでの事件を描いた「シャム双子の謎」もまたトリッキー。というよりもこの極限状況下での事件というスリリングさがとてつもないです。なぜこんな状況で犯行が起こったのか。そしてその動機……ああ、これもまたストレートに解けそうで解けない。あのメッセージの意味が切ないです。

  • 表題作の壮大な物語だけでも、よかったしこれはすごい。

  • 2022/07/23読了

  • カメラマン南美希風と法医学者エリザベス・キッドリッジは愛知県のアメリカ領事私邸で起きた謎だらけの射殺事件に巻き込まれる。さらに、琵琶湖のクローズドサークルで発生した二ヶ所同時の殺人事件は、かつてない危険な要素に満ちていた。珍しく感情を露わに事件に挑む名探偵・美希風……悲劇の連鎖を食い止める人知を超えた大胆な仮説とは⁉

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著者プロフィール

柄刀一(つかとう・はじめ)
 1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』(光文社文庫)への参加を経て、98年『3000年の密室』(原書房)でデビュー。『OZの迷宮』『ゴーレムの檻』『密室キングダム』「身代金の奪い方」で日本推理作家協会賞候補。『ゴーレムの檻』『時を巡る肖像』『密室キングダム』『ペガサスと一角獣薬局』『或るエジプト十字架の謎』で本格ミステリ大賞候補。近著に『或るギリシア棺の謎』(光文社)『或るアメリカ銃の謎』(同)『或るスペイン岬の謎』(同)など。

根本尚(ねもと・しょう)
 漫画家。「ミステリーボニータ」(秋田書店)に「衆議院議員 日本一」を連載(2005年~20年)。「週刊少年チャンピオン」(同)に「現代怪奇絵巻」を連載(06年~08年)。「月刊プリンセス」(同)に「根本尚の2ページ劇場」を連載(16年~25年)。楽待新聞」(楽待)に「競売物語」を連載(24年~)。著書に『恐怖博士の研究室あやしい1コマ漫画屋がやってきた!』(秋田書店)、『日記漫画 札幌の六畳一間』(ビーグリー)、『怪奇探偵・写楽炎』(文藝春秋)などがある。

「2025年 『北海道ミステリークロスマッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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