津軽の髭殿

岩井三四二

• 光文社 (2023年6月21日発売)

感想・レビュー・書評

[苛烈波さんの感想 · 2024年1月27日]

ど田舎大名のほのぼの戦国って感じで終始ほんわか読めました。津軽弁があまり出てこないのが残念。

[1392972番目の読書家さんの感想 · 2023年7月23日]

戦国時代の津軽を知り面白かった。

[yappinkunさんの感想 · 2024年11月22日]

本州最北端、津軽で生まれ、餓鬼大将から、謀略、騙し討ちで津軽の大名となった津軽為信の人生。
髭殿と愛される、どこか憎めない。
戦乱の世であったが、うまく立ち回り、結果、津軽家は代々津軽の地で大名としてつづき、明治維新を迎えることとなる。

[mailentainさんの感想 · 2024年11月1日]

2024.10.31完了

淡々と進む岩井作品。津軽為信をもう少しおどろおどろしく表現するかと思えばあっさりとしていた。津軽氏を知るとっかかりには充分と思われる。

[Yukirobbinsonさんの感想 · 2023年9月23日]

大浦為則の娘と婚姻し大浦家に養子となることで大浦城を手に入れる。その後、自らの手腕で領土を拡大するも豊臣秀吉の天下統一事業を目の当たりにし臣従する。大浦氏を大名にし、幕末まで続く弘前藩(津軽藩)の藩祖となる津軽為信の一代記。

[ponponpyonさんの感想 · 2023年8月16日]

表紙のホラー感に惹かれて手に取ったが
ちゃんとした戦国時代のお話しだった

あまり興味のない分野なので読むのに一苦労

[のうたさんの感想 · 2023年8月14日]

戦国大名の津軽為信の一代記。
名前くらいしか知らなかったが髭面の表紙イラストとタイトルに惹かれて読んでみた。

有名どころの武将には食傷気味だったのでなにか新しい視点でも　と思ったが特に目新しい事もなく
例によって　この時代の田舎武将では絶対に望んでいなかったであろう天下を望み　近隣を従えさあここからって時に秀吉に頭を抑えられて
といういつもの流れでがっかり。

まあ読みやすい文章でアッサリ読めるのでその点加点して星2つ

[*go!go!afro*さんの感想 · 2023年7月20日]

津軽為信。歴史をダラダラと流すかんじ。

[はるさんの感想 · 2023年7月14日]

地方の大名の本も読んでも見ようと思いましたが、なかなか難しかった。

[光文社 文芸図書編集部さんの感想 · 2023年6月5日]

元祖・旗印「卍」の凄い奴！　憎みきれない不良大名・津軽為信の疲れ知らずな人生！

豊かで美しい本州最北の地・津軽に生まれた餓鬼大将・弥四郎(後の津軽為信こと右京亮)。
津軽を足がかりにしてのし上がり、天下に覇を唱えんと、攻城、謀略、先手必勝と、仲間と共にあらゆる手管を用い彼は版図を広げていく。
しかしその頃中央では、豊臣秀吉が圧倒的な力で各地の大名をねじ伏せ始めていた……。
北陸奥の勢力地図を一代で塗り替え、地元で今も「髭殿」と愛され続ける津軽為信。
想像の斜め上を行く手法でのし上がっていく男を愛敬たっぷりに描く歴史小説

著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」