キメラの繭

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923273

感想・レビュー・書評

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  • 2013.4.1

  • あまりにもアウトブレイク+鳥byヒッチコック…

  • ハトの大量死からはじまった得体の知れない恐怖は、やがてカラスを経て人間たちを脅かすようになる――アレルギー、遺伝子組み換え、(鳥)インフルエンザなど、すでによく耳にするようになった問題がみっしりと詰め込まれ、企業秘密と絡み合った展開に、最後まで引き込まれた。ラストは定番すぎて少々鼻白んでしまったものの、主役2人の選ぶ道には共感と理解を抱きながら読むことができた。

  • ある日突然、大量のハトの死骸が。公園のハトに襲われた子供が悲惨な死を。そしてカラス達が強暴化し、人を襲う。大学のウイルス研究室で助手を務める主人公の弟も原因不明のアレルギー症状で非業の死を遂げる。弟の死の原因を追究するうちに、遺伝子工学の明るい未来に隠された恐ろしい落とし穴が・・・。緊張感に溢れたストーリー展開にハラハラドキドキ。決してフィクションで済みそうにない身近なテーマだけに、引き込まれる。遺伝子工学の専門用語も満載のとても楽しめるお薦めのサスペンス。

  • からすが人を襲う
    鳥インフルエンザの変形か・・
    遺伝子バイオ企業の怖さもわかります

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