量刑

著者 :
  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (713ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923341

感想・レビュー・書評

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  • 愛人の政治資金をこっそり運ぶときに、岬は事故を起こし
    親子を殺してしまう。親子はまだ息があったが、パニックになり殺害。その後死体遺棄を愛人とともに行うがあっさりつかまる。
    愛人は岬が死刑になるのも困るし、死刑判決が出て自分のことを話されても困るとの思いから、裁判官の娘を誘拐して甘い判決を出させようとする。
    結局、娘も隠密に救い出され、裁判官は辞任する。
    愛人も捕まるが、岬は一番最初にトランクに詰めようとした点が殺意、隠ぺいの意志があると思われていたが
    三億円を車に積んでいたゆえと、わかり死刑は回避できる模様。しかし愛人も懲役10年になりました。。
    うーん・・・裁判難しいね。。

  • 裁判の過程と刻々と変わっていく状況が綿密に描かれていて、中盤まではグイグイひきつけられます。
    法律用語がたくさん出てくるけど、読めますね。
    でも、終盤になんか話が反れる感じがしてて残念…。

著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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