劫尽童女

  • 光文社 (2002年4月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784334923587

感想・レビュー・書評

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  • 最初のどんでん返しにめっちゃびっくりした!
    実はこんなドンパチするような話だと思ってなくて読んだので、
    ちょっと苦手な系統にいくのかと思ったら、そこまででもなく。
    小説を読んでいるのに、読了感が長編漫画を読み終わったかのような感覚。
    アニメ映画化しそうな雰囲気のお話でした

  • 少女は遺伝子操作をされ人を超えた能力を持った。父親は殺され、母親も拉致されそうになり自爆した。そして彼女は一人残された。父親の博士の意思を継いで彼女を守ろうとする組織がある。敵対するのはZOOという組織。米軍が絡んでいるともいう。そして、犬。アレキサンダーは彼女と一緒にいた。その犬も特別な能力を持っていた。彼女たちの未来は…。

  • この本はどんなジャンルに分類されるんだろう?
    恩田陸さんの作品という感じがしなかった。
    恩田陸さをんは好きだけど、たまに ? と思う作品もあって、でも、この物語はおもしろかったです。こわい場面もグロい描写もあったけど。デザイナーズ・ベビーってこれから先の未来を考えるとあり得ない話ではないのかも。

  • 万人受けはしないだろうけれど、ある意味恩田さんらしい作品。ラストの余韻とか。しかし恩田さんの作品には「永遠の少女」が欠かせないのだな、と思う。

  • 人間を超えた力を持って生み出された少女の壮絶な人生の話。おもしろかった。

  • この世のものならぬ真実。我々の持ち得ぬ叡知。伊勢崎博士の娘・遥は、特殊な能力を持つがゆえに「ZOO」という組織に追われる日々を送っている。
    望む望まぬにかかわらず否応なしに周りは変化していき、遥の手は血に染まっていく。彼女がたどり着く場所はあるのか?

    「ZOO」とは何なのか、博士はなぜ娘を実験の対象にしたのか、遥がたどり着いた場所とは何だったのか、その時遥を呼んだ声は誰のものだったのか・・・など、謎が残る。
    巨大な組織から追われ続ける少女の絶望が読んでいて痛々しかった

  • 動物的特殊能力を掛け合わされた、天才ハイブリッド少女・遥。
    特殊機関の追跡者・ハンドラー。
    両者のチェイスを楽しむ小説。

    シスターの「神は寛大なのよ」のくだりが一番面白い。

  • 前に読んだ『龍は眠る』とはまた違った能力者もの。
    女の子の葛藤と彼女を取り巻く過酷な環境。アレキサンダーに『マルドゥック・ヴェロシティ』のオセロットを見た気がしましたが、最悪の展開は避けられたようです。
    終わり方が凄く好きですね。少女が結局報われたのか否か、微妙なところがいい感じです。

  • このひとの書くファンタジーは好きです。ファンタジーである根底の、日常からの逸脱が悲しいから。本質的に、何らかの責務と孤独を背負っていることをきちんと示してくれるから。
    遥のような力をもつ者の苦しみと絶望と、それゆえに選ぶ道とその先の光を、こういう言い方は変かもしれないけれど、等身大に描いているような気がするから。
    最後、涙が止まりませんでした。

  • この人の本を初めて読んだ。筒井さんチック。
    少女が主人公のSF。
    何回も前のページに戻って登場人物の言動を再確認して面白く読めた。

  • h19.8/7

  • 『童夢』とか『AKIRA』な。

  • 森博嗣の四季に似ているような気がする。

  • 恩田さんの作品はどれも登場人物が魅力的で
    途中過程は本当に面白いからなかなか読む手を休められません。
    ただ独特な設定だからなのかラストがいまいちパッとしないものが多い気がする。
    今回もそこが残念。

    でも過程が面白いのは絶対だからまた恩田さんの作品を読むのは確実。
    まんまと魅了されています。

  • 超人的な力を持った少女と、敵対する組織?のお話。

    恩田陸好きには、ちょっと物足りないというか、系統が違うというか、そんな感じのお話。「ネバーランド」や「不安な童話」に近いんじゃないかと思ってます。
    でも、お話的には楽しく読めました。きいは好き。

  • また今までにない雰囲気の話かも。壮大な感じで、かなりさくさく読めた。これだけいろんなテイストの物語を書いていて、しかもどれを読んでもはずれのない恩田陸はすごい。

  • ○2009/12/01 
    ほんとに…設定と中盤までの勢いのあるストーリーは面白いのに…。超能力少女が出てくるってとこであらもしかして…なんて嫌な予感がしたんだが、言わずもがなのぽしゃんとしたラスト。オチを付けるにしても何かもう1つエピソード付けが欲しい。恩田さん本人はそのつもりなのかもしれないけど、全く綺麗な終わり方ではない。
    不思議な力がある少女と秘密組織とか殺し屋とか、使いようによってはすごいスリリングで面白い話になったと思うんだけどな。あんまり主人公に悟らせすぎるからいけないんだと思う。賢い子だってのはいいんだけど。
    最初の章ではハンドラーとアレキサンダーコンビの殺し屋の話になるんだ、恩田さんこんなのも書けるのね!!と思ってたのに(笑)
    高橋シスターと神埼さんが頼られきれない大人というなんとも中途半端な立ち位置で不憫だ。

  • 自ら望んだ訳でもないのに、超能力研究のために特殊な力を与えられた子供を捕らえようとする組織と守ろうとする組織の目的は何か。そして当事者の遥は成長とともに、自分の境遇に疑問を抱き始める。何のために自分は生まれて来たのか。その答は見つけられるのか。特殊な力を持つ者は、迫害を受け続け、その力を知られないように秘かに暮さざるを得ない。その力を善なることに使い、胸を張って生きてゆける世界になれば良いのにと思ってしまう。

  • 恩田陸はこういうのもかくのかぁ。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

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