ボランティア・スピリット

著者 : 永井するみ
  • 光文社 (2002年8月発売)
3.14
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  • 本棚登録 :52
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923648

作品紹介・あらすじ

善意・悪意・嫉妬・打算…普通の人々の裡に隠されたいくつもの顔。

ボランティア・スピリットの感想・レビュー・書評

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  • 散文的。あるボランティア団体のメンバーそれぞれを主人公にする形での短編集。

  • 2016.6.5 読了


    市民センターで 各種講座が開設されており、
    その中のひとつ、日本語教室。

    教える教師は 特別な資格もいらず、
    ボランティア。
    施設の共用費というので、1ヵ月500円で
    習えるということで
    習う方も お金に余裕のない
    留学生や 外国人労働者なんかが多い。

    その教師。。。普通の主婦や
    リストラされた男性や その他の人や
    受講にきている 外国人との短編集。

    すごい気になる終わり方で、
    ええっ?!と思ってたら、
    ずっと後の短編で その後が
    すこーし わかったり。

    スルッと読めました。

  • 2017.4.11購入

    2012.7.27
    ボランティアで運営される日本語教室を舞台にかた連作短編集。
    主に日本語教師であるボランティア、日本人側の話で、ボランティア・スピリットといっても嫉妬、偽善など内容はブラック。面白かった。
    (図書館)

  • これはよい。
    偏見に負けるな。

  • 市民センターの日本語教室講師たちを中心にした連作短編集。
    最初のナディームの話が一番頭に残った。
    周りにいそうなちょっと苦手な人たちが出てきて興味深かった。道子とか。静乃とか。うわー。

  • ボランティアの日本人講師が外国人に日本語を教える日本語教室が話の中心で、登場人物が主役になったり脇役になったりして短編が進んでいく形式。
    短編の中にはなんとなく腑に落ちない終わり方をしているのもあるので、もしかしたら最後にまとめてすっきりするのかなぁ、とちょっぴり期待していたんだけど、そんなこともなく。でも全体としては読後感のよいお話だったと思います。

  • (収録作品)夜に辿る道/そばにいて/ジャスミンの手/きれいな手/雨/ボランティア・スピリット/冬枯れの木/誰に恋すればいい?/言葉にはならない

  • ボランティアにまつわるミステリテイストの連作短編集。なのでミステリ度はちょっと薄めか。
    「ボランティア」ってたしかに難しい。「人のため」というよりも、「ボランティアをやっている自分に酔うため」ってところもあるかもしれない。「募金箱にお金を入れる人は、そのお金で気分の良さを買っている」みたいなところ。だからこそその底に悪意が存在していたとしても、それはまったく不自然ではないのだけれど……やっぱりちょっと哀しいなあ。

  • ボランティアの日本語教室でおきる様々な出来事を日本人、外国人の視点から描かれています。

    この作者は、日本語教育の経験があるのでしょうか?ま、どういう風に書くかは自由として、日本語教師を目指す自分にとってはあまり共感できず。

    文章もストーリーもあまり満足できず。。そして何より登場人物を好きになれない。。

    好きな小説って、それがいい人であれ、悪い人であれ、殺人鬼であれ、変態であれ、自分がどれだけ共感できるかにかかってるのだなと再認識した本。

  • 短編小説。市民センターでボランティアで日本語を教える登場人物たちが、それぞれの章で主役を務めるオムニバス。日本で生きる韓国人、アラブ人、ブラジル人、中国人などを相手に、母国で暮らす日本人でありながら彼らとはまた違う悩みを抱えながら話が進む。その中で、事件アリ、偏見アリ、そして立派な建前の裏に、無意識の本音があることを目の当たりにするシーンを重ねながら、章が進むにつれて、段々偏見を捨てることに馴らされ、物語的にもろ過されてくる感じ。軽めのミステリーがほど良くブレンドされてて、重くない。

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