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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784334923648
みんなの感想まとめ
日本語教室を通じて描かれる人間関係や心の葛藤がテーマとなっており、ボランティアと外国人の交流の中で浮かび上がる様々な感情が描かれています。教える側のボランティアたちにはそれぞれの動機があり、時には妬み...
感想・レビュー・書評
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市民センターで開かれている無料の日本語教室に通う外国人たちと、ボランティアの日本語の講師たちにまつわる話。
小さな事件が起こったり、皆の心の中のドロドロが書かれている。
可もなく不可もなくと言った感じで、今まで読んだ永井するみさんの本の中ではあまりインパクトがないかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外国人に対して民間ボランティアが行っている日本語教室。そこにやってくる外国人たちや登録して日本語を教えている日本の一般人たちの人間模様や優しい裏の心の闇などが描かれたお話。
中近東からの外国人への差別や嫌悪は今実際にあるんだろうな…と読んでいてドキッとする。ボランティアで教える側の人間にもいろいろいて、なぜボランティアを始めたのか、というのが興味深い。現実もきっとそうなんだろうな。 -
散文的。あるボランティア団体のメンバーそれぞれを主人公にする形での短編集。
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2016.6.5 読了
市民センターで 各種講座が開設されており、
その中のひとつ、日本語教室。
教える教師は 特別な資格もいらず、
ボランティア。
施設の共用費というので、1ヵ月500円で
習えるということで
習う方も お金に余裕のない
留学生や 外国人労働者なんかが多い。
その教師。。。普通の主婦や
リストラされた男性や その他の人や
受講にきている 外国人との短編集。
すごい気になる終わり方で、
ええっ?!と思ってたら、
ずっと後の短編で その後が
すこーし わかったり。
スルッと読めました。 -
2017.4.11購入
2012.7.27
ボランティアで運営される日本語教室を舞台にかた連作短編集。
主に日本語教師であるボランティア、日本人側の話で、ボランティア・スピリットといっても嫉妬、偽善など内容はブラック。面白かった。
(図書館) -
これはよい。
偏見に負けるな。 -
ボランティアの日本人講師が外国人に日本語を教える日本語教室が話の中心で、登場人物が主役になったり脇役になったりして短編が進んでいく形式。
短編の中にはなんとなく腑に落ちない終わり方をしているのもあるので、もしかしたら最後にまとめてすっきりするのかなぁ、とちょっぴり期待していたんだけど、そんなこともなく。でも全体としては読後感のよいお話だったと思います。 -
(収録作品)夜に辿る道/そばにいて/ジャスミンの手/きれいな手/雨/ボランティア・スピリット/冬枯れの木/誰に恋すればいい?/言葉にはならない
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ボランティアにまつわるミステリテイストの連作短編集。なのでミステリ度はちょっと薄めか。
「ボランティア」ってたしかに難しい。「人のため」というよりも、「ボランティアをやっている自分に酔うため」ってところもあるかもしれない。「募金箱にお金を入れる人は、そのお金で気分の良さを買っている」みたいなところ。だからこそその底に悪意が存在していたとしても、それはまったく不自然ではないのだけれど……やっぱりちょっと哀しいなあ。 -
ボランティアの日本語教室でおきる様々な出来事を日本人、外国人の視点から描かれています。
この作者は、日本語教育の経験があるのでしょうか?ま、どういう風に書くかは自由として、日本語教師を目指す自分にとってはあまり共感できず。
文章もストーリーもあまり満足できず。。そして何より登場人物を好きになれない。。
好きな小説って、それがいい人であれ、悪い人であれ、殺人鬼であれ、変態であれ、自分がどれだけ共感できるかにかかってるのだなと再認識した本。 -
短編小説。市民センターでボランティアで日本語を教える登場人物たちが、それぞれの章で主役を務めるオムニバス。日本で生きる韓国人、アラブ人、ブラジル人、中国人などを相手に、母国で暮らす日本人でありながら彼らとはまた違う悩みを抱えながら話が進む。その中で、事件アリ、偏見アリ、そして立派な建前の裏に、無意識の本音があることを目の当たりにするシーンを重ねながら、章が進むにつれて、段々偏見を捨てることに馴らされ、物語的にもろ過されてくる感じ。軽めのミステリーがほど良くブレンドされてて、重くない。
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<blockquote><p><strong>地方都市・K市の市民センターで開かれている外国人労働者向けの日本語教室を舞台に展開される様々な人間模様を、ミステリータッチで描いた連作集。盗難疑惑などの社会の縮図ともいえる事件を通して、人間の心の底を抉り出す。</strong></p></blockquote>
共用費500円だけを集めて市民センターで開かれている 外国人向け日本語教室を舞台にする九つの連作短編集。
表題作のほか、冬枯れの木・雨・誰に恋すればいい?・きれいな手・ジャスミンの花・夜に辿る道・そばにいて・言葉にならない。
どの物語にも日本語教室の教師や生徒たちにまつわる小さな謎があり、謎解きがなされるのだが、ミステリとだけいってしまうにはもったいないような気がする。スパイスとしてミステリの風味もある心の隙間の物語、といったところだろうか。
外国人に日本語を教える教師たちはボランティアなので、それなりの気持ちを持って仕事に当たっているのだろうと思われるが、ふとした心の隙間に 闇というほど濃くはないが翳りのようなものをみることができるのだ。それは何かというと、外国人、特にアジアの人たちを無意識に下に見ているということ。そこから派生するあれこれが小さな事件 あるいは事件とも呼べない出来事になって当事者や周囲の人たちの心にささくれを作る。そしてそんな様子にこちらも胸が痛くなる。
著者の題材の選び方はとても興味深い。この作品では日本語教室であり、また別の作品では 幼児教室であり 米作りの現場である。そしてどの作品でもその題材が見事に生かされているように思う。</font> -
2006年3月16日(木)、読了。
永井するみの作品
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