しまなみ幻想

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 60
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334923747

作品紹介・あらすじ

来島海峡大橋から飛び降りた母の死に疑問を持った少女。偶然、彼女と知り合った浅見は、その死の真相を調べるため、しまなみ海道へ。美しき海と島々がおりなす"海道"で浅見がみたものは。

感想・レビュー・書評

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  • 【しまなみ幻想】 内田康夫さん

    東予地方造船業きっての名門・村上造船。
    その村上造船の社長・村上康彦の妻・美和の遺体が能登半島近くの海中で発見された。
    美和は実家の老舗菓子店「城下堂」の苦境を知り金策に悩んでいた。
    警察は美和の生前の言動や直前の目撃情報から美和の死は自殺と断定する。
    しかし美和の娘・咲枝は母の死が自殺とは思えなかった。
    なぜなら美和は咲枝のピアノコンクールを楽しみにしていたからだった。
    美和の友人で咲枝のピアノの師である島崎香代子を通して光彦は事件を知る事になる。
    2年後、美和の自殺直前の目撃者である平林啓子も事故死する。
    光彦は平林啓子が事故を起こした現場を訪れ、彼女の死が自殺や事故では無いと確信する。
    そして、平林啓子の目撃情報も虚偽の可能性があるコトを指摘し警察に捜査を注進する。



    水戸の黄門様のような、まいどお決まりの展開だけども、やっぱり面白い。
    内田康夫さんの本を読んで最近よく思う事があります。
    警察の手抜き捜査や思い込み捜査って一体どのぐらいあるんだろう
    冤罪事件も後を絶たないし、、
    そして、ふと尾崎豊さんの死を思い出しました。彼の死に方も不審な点が多かったようで
    ファンによる再捜査依頼の署名がかなり集まったと聞いた事があります。
    結局事件性は無いというコトで片付いたと思うんだけど、もし浅見光彦が
    実在していたなら、ひょっとして別の結論に達していたかも、、とか思っちゃいました。

  • 浅見光彦の公式第90事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

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著者プロフィール

内田 康夫(うちだ やすお、1934年11月15日 – 2018年3月13日)
東京府東京市滝野川区(現・東京都北区)に生まれる。長野市出身の父の実家が戦災で被害を受けたため、長野市から戸隠山麓の村、秋田県羽後町、雄勝町、埼玉県、静岡県沼津市、秋田県秋の宮などに移り住む。
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部国文学科中退。コピーライターや広告製作会社の社長を経て、小説を書く。1980年『死者の木霊』、1981年『本因坊殺人事件』を栄光出版社(当時。現在は別の出版社から刊行)から自費出版。3000部刊行の前者『死者の木霊』が朝日新聞書評で紹介されたことを機に、作家デビュー。1982年刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』が商業デビュー作となり、ここで名探偵浅見光彦が誕生。浅見光彦が登場する作品は116事件。累計で約9700万部を発行、映画やドラマ化もされて人気を博した。推理・ミステリー小説だけでなく、随筆やファンタジーなども手がけた。2008年、日本ミステリー大賞を受賞。
2015年7月26日脳梗塞が見つかったために入院し、毎日新聞で連載していた浅見光彦シリーズ「孤道」は2015年8月12日で終了。後遺症の左半身麻痺のため2017年3月に作家活動を休止、『孤道』執筆分がまとめて刊行された。加えて中断された物語の結末を一般公募し、最優秀作を「完結編」として刊行するという、毎日新聞出版、毎日新聞社、講談社、内田康夫財団連名による「内田康夫『孤道』完結プロジェクト」が広く話題となった。募集は2018年4月まで行われた。募集期間中の3月13日、敗血症のため83歳で逝去。
完結プロジェクト最優秀賞は和久井清水さん「孤道 我れ言挙げす」に決定。2019年春に講談社から刊行予定。

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