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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784334924256
感想・レビュー・書評
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田舎町の閉塞感、息が詰まるわ〜しんどい
読書体験の中でまで現実突きつけてこなくていいよ、と私は思ってしまうタイプだからあんまり刺さらなかったというか、なんだか暗い気持ちになってしまったけど、好きな人は好きだろうなと思う -
「ロック母」の中の一編、「ゆうべの神様」の世界観。
まだ商店街が機能している田舎町の閉塞感を書いたら、誰も角田光代に勝てないと思う。 -
小さな商店街に渦巻く、それぞれの思い。
何も考えずにあっけらかんとしているようで、
実はいろいろなことに悩み、戸惑いながら
生きる人々の等身大の姿が見えてくる。 -
2015.05.20.読了
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この作品の雰囲気は好きだと思った
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ひとつの町を舞台に、前の話でちょろっとでてきた人物が次の話で語り部になるっていう構成が良かったです。
町の中で繋がっている感じがよく出て面白かった。
全体的に鬱々と虚無感が漂う内容ばかりで、角田光代らしいと言えば角田光代らしい。
商店街のコロッケって、食べたことないけど間違いなくおいしいんだろうな。 -
読みました。
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郊外の街を舞台にそこに住む人々を描いた短編集。後半は話と舞台の骨格がしっかりしてきたから中々読めるけど前半は結構ぐだぐだで、2000年以降に角田光代が書いたとのとは思えない完成度。雑誌に短編書いてよ、と頼まれてさっさと書き上げたっていう感じ。
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角田さんの短編10個。
一つ一つ独立した話ではあるけど、さっきの短編の誰かが第三者で出てくる。
こんな風に、知らない間に誰かの目につき、いつの間にか覚えられていてこっそりあだ名なんかつけられてて、でもそんなそぶりはなく振る舞われてる、それにも自分は気付いてない、なんてことはあるかもしれないなあ。
改めて考えると気持ち悪いけど、でも逆もあるか。
一番最後のだけ、他の話との絡みがなかった。
何作目だろう。東南アジアの一角で放浪してる。
いつかの誰かかもしれないと思いながら読んだが、誰でもなかったようだった。
涼しい日に読んだから大丈夫だったが、暑い日に読んだらだるくなりそうな話だった。 -
2013/04/28
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ある町に住む住人たちの日常。
誰もが抱えている不安や欠如。
自分にとってはとても大変な事も、傍から見たら何て事は無いのかもと思わせる。 -
この人の本は短編よりも長編が好きかも。
当たり前だけど、人の価値観っていろいろあるんだよなあ、と改めて感じた。 -
ある町にすみ人たちの日常を描いた短編集。
みんな普通に見えて、本当は普通じゃない部分もたくさんある。
なんだかわからないけど、この本に出てくるコロッケがすごく食べてみたくなった。 -
とある町で暮らす人々に焦点を当てた連作短編集。
角田さんは、こういう「自分でも何故だかわからないけれど空回りして思うように生きられず、痛みを抱えながら、でもその悶々とした思いを吐き出すこともできずにいる」という人を描くのがうまい。
救いやカタルシスが用意されているわけではないので、読後感がいい訳では決してない。
ただ、境遇の全く違う登場人物であっても、自分でも気づいていなかった胸の奥の部分をギュッと掴まれたような、見て見ぬふりをしていた自分自身の奥底を見せつけられたような気分に、毎回させられてしまうあたりは、さすが角田さんと言わざるを得ないのでしょうね。
一番印象に残ったのは、花屋の男の子のお話「秋のひまわり」かな。切なくて、泣けた。 -
10話の連作短篇形式。
「ありふれた町」に住む、深くは関わりのない人たちが感じる“不足感”“喪失感”“虚無感”などを表現しているのかな?
何の為に本を読む?楽しむため!っていう私には読者を楽しませる気がない小説家で損した感じ。 -
ごく普通の、ある町に住む人々の日常を綴った短編集。お互いに深い関わりはないけれど、登場人物たちが少しずつリンクしているのが面白い。何もないようで、人はいろんな思いを抱えているんだなと思った。
著者プロフィール
角田光代の作品
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