色即ぜねれいしょん

  • 光文社 (2004年7月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924423

作品紹介

「夏休み、予定あるんけ?」「いや、別にあらへんけど」「行かへん?旅」悶々とする毎日を送る僕に新しい道が開けるのか!?何も特別なことがない退屈な日々。青春を探していた-。青春小説の新たな名作、誕生。

色即ぜねれいしょんの感想・レビュー・書評

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  • 青春!!!

    ちょっと背伸びした高一の夏。
    個人的にも凄い共感出来て、一気に読めました。

  • やっぱし最高じゃないですか。

  • ザ・青春

  • ヤンキーと体育会系が幅を利かせる京都の仏教系高校の文化系男子・乾純は、ボブ・ディランに心酔し作曲に燃えながらも、彼女もいない、何も特別なことも起こらない退屈な日々を送っていた。そんなある日、友達に夏休みの旅行に誘われた。行き先は―。

    憧れや妄想、好奇心だけはどんどん広がっていくのに、自分自身は今の場所から一歩も動きだすことができない。そんな文化系男子高校生の悶々とした世界が描かれている。ここまで描くか、さすがみうらじゅん。何度「バカだな…」とつぶやいたかわからない(笑)
    あるアーティストがお勧めの本として紹介していたのが読むきっかけだったため、主人公がギターを弾いたり、音楽について考えたりする場面では主人公とそのアーティストが重なるように感じた。普段はくだらないことも考えているけれど、音楽が本当に好きで、ギターは主人公にとって、自分の前に広がる未知の世界を切り開いていく為の唯一の武器と言っても過言ではない。文化祭のライブに主人公は出演する。それまで人前で歌を披露したのは数える程度。それでも「期待ばかりしていても何も起こらない。自分から道を切り開くんだ!」とギターで自分の世界を変えようと動き出す。普段はさえない主人公だが、音楽を味方にして立ち向かっていく姿は清々しくて格好よかった。
    何かひとつでも自分の“武器”、自分を表現する“言葉”があると、人は強くなれる。私はそんな強い“言葉”を持っていない。これから育てていきたい、と思っているところである。新しい世界に飛び込むために、私だけの強い“言葉”を持ちたい。

  • 青春時代の真ん中は道に迷っているばかり、胸にトゲさすことばかり。
    せやけど、あほらしくムダな時間を過ごしていても青春はええなあ!
    そう思わせてくれる本だった。
    ★3つだけど10点満点の7点。

  • 男子高校1年生が成長していく甘ずっぱい青春の一年間。


    著者の自伝的小説らしいですが、男3人でナンパ目的の旅行だったり、年上女性との儚い恋だったり、はては全校生徒の前でライブ演奏とか!!

    男なら一度は妄想するシチュエーション満載で……うら
    やましい(笑)

    悶々とした気持ちすらもどこかさっぱりしてて、これぞ青春!!みたいな本でした。

  • 青春こじらせ小説
    図書館でみうらじゅんの名前をみて手に取ってぺらぺらめくり
    つい借りてしまった。
    実質3回くらいに分けてすぐ読み切った。

    先にオーケンに触れていたので
    そのルーツを読んだ気分。

    愛すべき青さだけでなく、
    最後の方の哲学的な感じ、
    大人へ一段階上がる感じが心地よい。

    みうらじゅん作品も辿りたくなったし、
    オーケンも読みたくなった

  • 面白かった!中学生のときによんでたら、満点つけたくなる、青春小説。

  • 青春

  • 優等生ではないのだけれど、こういう高校生たちをイイ子というんじゃないだろうか。読んでいて、かわいいところもあるし、ニヤけてしまうし、自分の高校生時代と重ねてみるところもあるし、大人になるときの初々しさが感じられます。著者の文体も、読んでいて「ふふふっ」と笑みをこぼしたくなるような、温かくて、陰と陽ならば陽のほうのものでした。

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