- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334924522
作品紹介・あらすじ
新しく劇団を作ろうとしている男がいた。度会恭平。劇団の名は、劇団φ。納得するメンバーを集めるため、日々人材を探し回る。その過程で出遭う謎-。日常に潜む謎の奥にある人間ドラマを、優しい眼で描く青春ミステリー。
感想・レビュー・書評
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初めての作家さん
次々と開かれる話・・・
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2014/8/28
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『十八の夏』以降の作品ということで、こちらは楽しく読めた。登場人物たちも魅力的で、連作のつながり具合も楽しかった。
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この作者は文章が非常に上手い。内容はやや無理筋があるものの、まずまず。最終章は特に良かった
4.1点 -
なんとな~くタイトルに惹かれて読んでみました。
劇団を1から立ち上げていく話なんですが、
メンバーになる人たちの話が1つ1つの短編になっていて。
どれもすっごく切れがあって面白かったですね~
グッときたのは、「最後の言葉は・・・」と「彼が求めたものは・・・」
次から次へとページをめくる手が止められない程の魅力ある本でした。 -
個性的な登場人物がバンバン出てきて、ちょっとした不思議来事を解明していく、そんな感じのストーリー展開です。強烈な個性に引き込まれるかのように、読み進められた。 さっぱりとしていて、おもしろかった。
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救いのある話。
ひとつひとつのエピソードが好きだった。
度会のキャラクターが特に好き。
個性的なキャラクターが生き生きしていて、読み終わって爽やかな風が吹いた感じがした。 -
嘘も誤魔化しも赦さない鋭い推理が、優しくもないのに妙に救われる物語でした。
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新生劇団のメンバー集めを通して日常の謎を解いていくさらりとした話。
日常とは言っても半分くらいは死に直結しているのだけど。
渡会と風間のギャップが見てて面白い。
続編書いて欲しい。