みんな一緒にバギーに乗って

著者 :
  • 光文社
3.36
  • (2)
  • (7)
  • (18)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924690

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白かったです!男性保育士を含めた保育園側の観点での悲喜こもごもなお話。川端さんの本で、時々ある、ストーリーは一貫していながらも、主人公が何回か切り替わるかきっぷりも、保育園運営の多面性が垣間見れて、ストーリーに立体感があり好きです。
    さらに後半は、年齢少し高めの男性保育士の夢の話や、保育園民営化の話も出てきて、現実的な課題認識、課題提起も受け止められます。勉強になりました。

    知り合いのあの人にも、読んでもらいたいなぁ、と思う本でした。でもその人は、あちら側の人だから、僕とは受け止め方が違うかもしれないけどね。

著者プロフィール

1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。日本テレビ勤務中、1995年『クジラを捕って、考えた』でノンフィクション作家としてデビュー。退社後、1998年『夏のロケット』で小説家デビュー。小説に『せちやん 星を聴く人』『銀河のワールドカップ』『算数宇宙の冒険』『ギャングエイジ』『雲の王』『12月の夏休み』など。ノンフィクションに『PTA再活用論』『動物園にできること』『ペンギン、日本人と出会う』『イルカと泳ぎ、イルカを食べる』など、著書多数。現在、ナショナル ジオグラフィック日本版および日経ビジネスオンラインのウェブサイトで「・研究室・に行ってみた。」を連載中。

「2020年 『「色のふしぎ」と不思議な社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川端裕人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×