ペダルの向こうへ

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著者 : 池永陽
  • 光文社 (2006年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334924850

ペダルの向こうへの感想・レビュー・書評

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  • いろいろな土地に立ち寄りながらの洋介と隆の旅はロードムービーを観ているように楽しい。ただふたりに引き寄せられるように出会うのは不幸な人たちだ。隆はその出会いによって心と身体を強くしていくけど、洋介は自分を苛めて許しを求める懺悔の日々だ。頼子というパートナーがいるのに浮気をしたのは自分の幸せを優先したからだし、旅の終わりに自分と奈美との関係を隆に打ち明けるのは自分の心を楽にしたいからだ。中学1年の隆を相手に、ちょっと酷いんじゃないかな。奈美と興じているときに頼子が事故で亡くなったから終わりにしたけど、それがなければ続けたんだろう、家族にバレるか奈美にフラれるまで。隆ばっかり可哀想だと思う。頼子を死なれ、右足を膝下から失い、洋介の口から浮気を告白され、新垣のおじいにはそれを許してやれと言われる。中学1年なんてまだまだガキでさ、まして引きこもりだった隆はグレるタイプでもない訳で。でも、モラルとしてダメだとわかっていても浮気に興じる男と女がいるのは事実だし、なくなるものでもないと思う。人間て少しも立派じゃないよね。

  • 相変わらず無難?なカタチで物語をまとめてくる池永さんの筆力に感心してしまいます。交通事故で妻「頼子」を失い、一人息子「隆」は事故の影響で右足ひざ下を失い・・・そんな息子と無謀にも自転車で妻の故郷宮古島を目指そうとする「洋介」のロードノベルです。妻が事故を起こした要因にココロを傷め続けている「洋介」は引きこもりの息子「隆」と少しづつではありながら、ココロを通い合わせ、距離を縮めていきます。東京から沖縄までの道中の出来事をココロ温まる色んなドラマが待ち受けており、息子の成長と共に温かく楽しませてもらいました。

  • 交通事故で、母と片足を失った少年が、母の遺骨を父親と一緒に母の故郷の沖縄まで自転車で届けにいく途中で出会った人とのエピソードが8編収められている。
    どの話も人物描写はあっさりしているし、明るさを感じさせて終わるものばかりだが、内容は少し重たいので、元気な時に読んだほうがよいかも。

  • ペダルの向こう・・
    こぐたびにきっと向こうの景色は変わるんだ。

  • 文章の書き方がそこまでうまい感じがしなかったけど、内容が良かった。
    男同士ならではの旅で色んな出会い。

  • 最後の方でメソメソしちゃった
    やっぱり、父子はいいな

  • 悔やんでも悔やみきれない過ちがある。残された人生をより良く生きようと決意して、男は息子を連れて旅に出た…。ほろ苦さと優しさを巧みにすくう感動長編

  • ……池永さんは息子と何かあったの?(川´Д`)

    『コンビニ・ララバイ』は息子を交通事故で失って、この作品も交通事故で息子の足が不自由になっています。なんなんだろうか.....
    3本足の白猫の話は好きなのですが、樹海の話で読者を「泣かせよう」としている作為的な物を感じて、ちょっと嫌になりました。
    沖縄についてからの話はすごく好きなんですけどねー。なんだろうねー。集中して読んでなかったのかな?

    個人的に『コンビニ・ララバイ』の方が好きです。

  • 此処の処、池永陽に嵌まっている。読み易いのは勿論だが、読後感がイイんだなぁ。

  • 09/11/23

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