恋愛迷子

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 111
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925161

作品紹介・あらすじ

生きることと同じくらい愛なんて、遠い気がする。太宰賞作家が描く、結婚に踏みこめないこころの揺らぎ。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと残念な小説でした。
    何も成長なくまた繰り返す恋愛そのものでしょうか・・・。

  • 初めの数行に惹かれて手に取りました。
    1ページ目がよかったから最後まで読んだといっても過言ではない。とりあえず後悔はしないけど積極的に薦めたりはしないかなあ。
    二度目の彼氏は嘘っぽい、前の恋人とも同じことしたじゃんっていうのが暗くてよかった。付き合ってる相手に前の恋人の影が透けて見えるんですよね。それって元カノのこと?私と比べてる?どんなひとだったの?その人の前ではどんなあなただったの?ってならない主人公偉い。
    他人と生活したくない主人公に共感できなかったのと幸せを予感させたラストはいまいちだったけど、最後までぬるま湯な感じは好きです。

    私ならすぐさま結婚したいけど!

  • 女子の恋愛ってこんなもんなのかなぁ…。私は綾乃と違って何でもハッキリさせたい性格だからあんまり共感できなかったな。迷う前に目の前の渦に飛び込んじゃえよ!と思ってしまった。2011/537

  • 図書館で本を探してて直観で手に取った本でした。

    色々悩んで、妄想して
    何となく自分もそんなところあるなぁ・・・
    っと恋愛したこともない私ですが、思いました。

    もう少し後味がすっきりしてたらなぁっ~とは思いましたが、
    結構私好みだったと感じました。

  • 一人は気楽だけど一人は寂しくて虚しい。
    二人でいたいのに、一緒にいると空回りして傷つけてしまいそうになる。

    長く付き合っている恋人とずっと一緒いたいけれど、いざ結婚という言葉を突き付けられると、怖気付いて前に進めない綾乃。

    郵便の誤配で偶然知り合ったアキに、米屋で義母と一緒に生きがいを見つける多恵、母になり強く生きる晴香。

    生きることも死ぬこともできずに、ただそこに漂っているだけの自分。

    でも、いつの間にか傍にいてくれた人の力を受けて、前へ進んだ。

    ああ。現代だねぇ(何
    喪失感をいかにして乗り越えるか!何

    女性だね)^o^(

  • 書き出しとタイトルに魅かれて。

    登場人物の年齢設定が自分より少し上だったこともあるが今の自分に全部あてはまる心情かと言われればそうではない。しかし、あと5年して彼女たちの年齢に近づいたとき、彼らの(特に主人公の)心情はきっと痛いほど共感できるはずだ。

    自分が幸せになることが想像できない、自分は幸せになれない、幸せはいつか壊れてしまう、など今の私でも思うことがいっぱいあった。私の感情は異常ではないのだと感じさせてくれた。それだけでこの本をとってよかったと思えた。

    それまでのだらだら、鬱鬱っとした感じから一転してラストシーンで突然話は急展開し最終ページを迎えるわけだが、その後主人公がどうなったのか(イイ感じで終わるのか)がもやっとしていてスッキリしなかった。そこが良くもあり、悪くもあるのだけど。

    総じて、数年後の私かもと思わされた作品。

  • 図書館で借りた本。
    表紙の写真があまりにもきれいで思わず手にとってしまった。

    …が、内容的にはちょっとなぁ~と思ってしまった。
    ベランダを通してのやり取りは面白かったけど。

  • なんとなく共感できて、なんとなくむなしくて…。
    だけどあまりインパクトは残らない。そんな話でした。

  • 小川内初枝さん、自分的2冊目。
    これもきれいな表紙が目を惹いた。

    この作品も30女の閉塞感がしみじみリアルで痛い。
    彼氏に対する不安感とか、将来に対する諦念とか、少し前の自分の姿を見ているかのようで、非常に共感。
    それだけに、最後に一歩踏み出す決断をした主人公には清々しいものを感じて、読後感は良かった。

    まあわたしに言わせれば、こんな出来た男まずいないから、うだうだ考えてないでとっとと結婚しなさいよ、て感じだけど。

  • 2009/05/08読了

    独身の女性たちの物語
    なんていうかな、やっぱ男女の関係って飽きが来るの?
    自分もそうなったらどうしようか、っておもって…
    表紙の写真に惚れた

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