- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925161
作品紹介・あらすじ
生きることと同じくらい愛なんて、遠い気がする。太宰賞作家が描く、結婚に踏みこめないこころの揺らぎ。
感想・レビュー・書評
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女子の恋愛ってこんなもんなのかなぁ…。私は綾乃と違って何でもハッキリさせたい性格だからあんまり共感できなかったな。迷う前に目の前の渦に飛び込んじゃえよ!と思ってしまった。2011/537
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図書館で本を探してて直観で手に取った本でした。
色々悩んで、妄想して
何となく自分もそんなところあるなぁ・・・
っと恋愛したこともない私ですが、思いました。
もう少し後味がすっきりしてたらなぁっ~とは思いましたが、
結構私好みだったと感じました。 -
書き出しとタイトルに魅かれて。
登場人物の年齢設定が自分より少し上だったこともあるが今の自分に全部あてはまる心情かと言われればそうではない。しかし、あと5年して彼女たちの年齢に近づいたとき、彼らの(特に主人公の)心情はきっと痛いほど共感できるはずだ。
自分が幸せになることが想像できない、自分は幸せになれない、幸せはいつか壊れてしまう、など今の私でも思うことがいっぱいあった。私の感情は異常ではないのだと感じさせてくれた。それだけでこの本をとってよかったと思えた。
それまでのだらだら、鬱鬱っとした感じから一転してラストシーンで突然話は急展開し最終ページを迎えるわけだが、その後主人公がどうなったのか(イイ感じで終わるのか)がもやっとしていてスッキリしなかった。そこが良くもあり、悪くもあるのだけど。
総じて、数年後の私かもと思わされた作品。 -
図書館で借りた本。
表紙の写真があまりにもきれいで思わず手にとってしまった。
…が、内容的にはちょっとなぁ~と思ってしまった。
ベランダを通してのやり取りは面白かったけど。 -
なんとなく共感できて、なんとなくむなしくて…。
だけどあまりインパクトは残らない。そんな話でした。 -
小川内初枝さん、自分的2冊目。
これもきれいな表紙が目を惹いた。
この作品も30女の閉塞感がしみじみリアルで痛い。
彼氏に対する不安感とか、将来に対する諦念とか、少し前の自分の姿を見ているかのようで、非常に共感。
それだけに、最後に一歩踏み出す決断をした主人公には清々しいものを感じて、読後感は良かった。
まあわたしに言わせれば、こんな出来た男まずいないから、うだうだ考えてないでとっとと結婚しなさいよ、て感じだけど。 -
2009/05/08読了
独身の女性たちの物語
なんていうかな、やっぱ男女の関係って飽きが来るの?
自分もそうなったらどうしようか、っておもって…
表紙の写真に惚れた