密室キングダム

著者 :
  • 光文社
3.37
  • (12)
  • (16)
  • (28)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 156
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (923ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925604

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これでもか〜と密室三昧!

    ミステリーファンは必読!


    ぜひ〜

  • 日本推理作家協会賞候補(61回/2008年)
    本格ミステリ大賞候補(2008/8回)

  • 重厚(物量的な意味で)。

  • 分厚い読むの大変 結末少し無理がある

  • 900ページを超える大長編。

    面白かった。どれだけ密室を重ねるの?と言いたくなるくらい、密室トリックの連続。で、多少ご都合的なものもあるけれど(館の特殊性とか)、それに対する伏線はきっちりと張られているし、心理的にも物理的にも私は見事といえるトリックでした。まぁ、最後の密室(真犯人)は余計だったかなぁと思わないではないけれど、、、、それもミスリードの伏線が実は散りばめられていて、その回収ぶりにはさすがだと唸らされた。

    読み応えたっぷり。最後まで飽きずに読めます。楽しい読書でした。

  • まさしく「密室キングダム」という題名に相応しい密室の数々。
    ラスト、というか犯人は「…それは禁じ手では…!?」と思うものの、それまで構成された密室と世界観で「それもアリ」と思わせてしまうのが凄い。
    まさに圧巻。勿論厚さだけではなく。

  • まあまあ面白かった。とにかく長い。

  • マジシャン実は三つ子
    密室のための密室
    自殺密室
    盲、耳が聞こえない

  • どこからどこまで密室密室密室。まさにキングダム。バリエーションがいろいろあって、飽きません。普通こんだけ密室尽くしでやられたら、食傷気味になりそうなものですが。最後までぐいぐい引っ張られっぱなしでした。
    フェイクあり王道あり、で様々楽しめた密室三昧でしたが。第二の事件「優しい密室」にはやられたなあ。確かにこの解釈って、本来はかなり常識的なものだと思うのですが。いかんせんミステリファン、密室というだけで勘繰っちゃってそんな当たり前のことなのにまず気づきません(笑)。目からウロコでした。
    ラストの最大トリックは、それだけを端的に言っちゃうと「いや、それはいかんだろ!」ってな感じのものですが。これだけみっちりと伏線張られてこの結論だと、全然文句のつけようがないです。完全にやられました。凄いな~。凄いのは厚みだけじゃないですよ!

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柄刀一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×