さよなら、そしてこんにちは

著者 :
  • 光文社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925741

感想・レビュー・書評

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  • 肩の力を抜いて読める短編集。クスッと笑えるとこ多い。

  • ほのぼの短編集。空き時間にさらりと読めて、肩の力がスッと抜ける感じ。最初の葬儀屋さんの話しと、最後のお坊さんの話しが好き。

  • 短編集。
    クスッとする感じの話が多く、読みやすかった。

    東京からド田舎に引っ越した家族の話「ビューティフルライフ」が、前向きになれる終わり方でよかった。

  • 日常を切り取ったような短編7話。
    とっても読みやすいです。
    劇的な出来事はないけれど、身近にありそうな話にイライラしたり、モヤモヤしたり、ちょっとだけ笑えたり。一番イライラが多かった気がするかな。
    いろんなものに翻弄される主人公たち。
    表題作の笑ってはいけないのに笑い上戸の葬式屋の心の声は面白かったです。「ビューティフルライフ」のメルヘン母にはイライラしたかな。他にもTV番組で取り上げられる健康食品に振り回されるスーパーの食品担当、戦隊ヒーローに夢中な主婦とかリアルにありそうです。
    どの話もうまくまとまっていますが、ちょっと物足りない間延びした感じをうけるのは何なんだろう。

  • 図書館にて借りました。

    レビューはブログにて。
    http://ameblo.jp/minori-0325/theme33-10032961603.html

  • 塩のしょっぱさとか、グラニュー糖の甘さとか、

  • おもしろかったな・・・がまず感想。いきおいにのってる方?の作品はやはりおもしろい。なにが?といわれると困るのだが・・一気に読んでしまった。

  • 図書館より。
    どこかにありそうな普通の人たちの日常を切り取った短編集。

    それぞれの短編で描かれる人々は葬儀社の人や、すし職人、普通の主婦もいれば住職などと非常に多種多様。なのにどの作品もなんだか実際にありそうで、どの作品もユーモアや温かさを感じさせてくれました。

    特に好きなのは「ビューティフルライフ」
    農業を営むため田舎に引っ越してきた家族の話です。家族のとぼけた感じがいいのですが、それだけでなく家族の温かさも感じられるほのぼのとした作品です。

    「美獣戦隊ナイトレンジャー」は特撮ヒーローの俳優にハマる主婦が主人公。
    主婦の心情や日常がリアル、それだけでなくスカッともさせてくれる作品です。

    「長福寺のメリークリスマス」は小さなお寺の住職が主人公。立場上クリスマスを祝えない主人公が家族のためにどうクリスマスを祝うのか? これもユーモアと温かさのある作品です。

    どの作品も荻原さんの職人技を感じさせられる短編集でした。

  • 短編集なのに、一話一話がだらだらしてる感じがする。着想は面白いけど。

  • 短編集。かっこ良くなくて、悲哀感さえ漂う中、小さな幸せが描かれている所が、好き。

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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