- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925802
感想・レビュー・書評
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日常と非日常の境目というのは、本当に気がつかない位の変化しかないので、特にサラリーマンは気をつけて生活していかなくてはいけないのです。ほんの些細なことから、ボタンを掛け違っただけで、もう後戻りもできなることがあるし、流れが悪くなると、どんどん駄目な方へ流れ出す。ある意味怖い小説だった。
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この作者のものを始めて読みましたが・・・
これは好みじゃなかったです。エロ作品か?って思いつつ、読むの止めようかどうしようか迷いながらなんとか完読。
謎の親子の設定も???ですが、刑事も編集もどうも意図が読めないというか、結局ラスト急展開でなんだったのかという感じ。
(2010年 34作品目) -
う〜ん なんだか不思議な小説やな〜っと思って読んでいたら
官能小説のような濡れ場ありにドッキ!
途中からあれ?ホラー?
で最終的にこれってミステリーだったの〜?
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銀行を定年間際で退職し文筆業に転身した中年の主人公を中心に話が展開する。真面目に暮していた中年世代が、何かのきっかけで自分を壊したくなる衝動(ミッドライフ・クライシス)に駆られる。恋あり・自殺ありのミッドライフはまだまだ枯れない。小説家はウソのような本当を書き、本当のようなウソを書くという印象でした。