ダイイング・アイ

著者 :
  • 光文社
3.15
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本棚登録 : 3976
レビュー : 678
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334925819

作品紹介・あらすじ

記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。

感想・レビュー・書評

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  • ある夜に起きた交通死亡事故。
    その事故の加害者雨村は、暴漢に襲われ記憶を一部なくしていた。

    事件の全容が解明されると、なんともやりきれない話であったなという気分になりました。
    誰もが怪しく、そして誰もが悪いやつ。
    その中の極悪人が奴だった…。

    マネキンの目を想像するため、不気味で、余計夢中になってしまいました。
    ドラマになっているんですね。
    眼力でのキャスティングなのでしょう。

    昨今、たくさん報道されている交通事故を思い出しました。
    自分も運転する立場です。
    十分注意をして、運転には気をつけようと改めて思いました。

  • 久しぶりの東野さんの作品。ぐいぐい惹きつけられて、あっという間に一気読みでした。

  • まあ東野圭吾だし・・というので腹を決めて読み始めましたが
    「まず、幸せな結婚生活をしている女性が冒頭で車に撥ねられて死にます。轢いた人のことを深く強く恨みながらつぶされる描写」の時点で「ああやっぱり」な気持ちに。しょっぱなから嫌な気持ちに叩き落とされるのがもはやデフォですw

    で、まあなんやかやあるわけなんですが。
    その辺の惹き込み力というか文章力はさすが。ぐいぐいと読みこまされてあっという間に読了。おもしろかったです。

    結局のところ、冒頭での死にゆく女性の恨みの視線が大きな意味を持つわけなんですが・・・ミステリにこういうオカルト色とかSF的な要素を盛り込むのってどうも苦手なんですよね。悪いとかそういうのじゃなしに好みの問題ですが。「それだったらなんでもありじゃん」な気持ちになるというか・・・合理的な説明がないとなんとなく尻の座りが悪い「本格」な嗜好があるのだろうか?

  • ウチの大好きな作家の一人である東野圭吾さんの「ダイイング・アイ」を読んだ。

    記憶を一部無くした雨村慎介の話なのですが、無くした記憶が気になってしかたがない。
    恋人や会社の同僚などに話を聞くのですが誰もが少しずつ嘘をついて、誰かを陥れようとしている訳です。

    この記憶が戻ったときには・・・

    さすが、江戸川乱歩賞・直木賞などのを受賞した方ですね。
    引き込まれます。
    基本的に東野圭吾さんの作品が好きなのでしょうかね(笑)

    引き込めるような文章を書けるようにしたいです!

  • 被害者と加害者の考え方・思い方な違いや、執念・怨念の恐ろしさは考えさせられたし、怖かったけど、ミステリーの部分がなー…。これ、ホントに東野圭吾と思ってしまった。あのオチはないでしょー。

  • 目は口ほどにものを言う、被害者 美菜絵の怨念のこもったその目が、
    瑠璃子を狂わせ、やがては、身代わりをさせた彼 江島にも
    及ぼす恐怖は、底知れないものでした。

    一瞬にして、心ならずも交通事故の被害者になってしまった
    美菜絵の死を迎えるそのわずかな時間の目の威力が、
    結局は、すべての人を支配し、翻弄させてしまっていたなんて。

    頻発している交通事故で、それまでの幸せな暮しが、瞬時に
    なくなってしまうことの無念さ、加害者への憎悪は、これほどにも
    狂わせるのですね。
    慎介の記憶が徐々につながっていくところは、絶妙!でした。

    ホラーとミステリーとサスペンスの要素が備わっていて、極上の
    エンターテイメント。
    これまで読了して来た東野さんとは違った、新たな一面を発見!

  • ちょっと凄過ぎ。

  • 一気に読んだ。
    ちょっと無理がある設定な気もしますが、引き込まれました。

  • さくっと読めた。
    話に吸い込まれる感じで、おもしろかった。

    現実に寄せた話なのに無理があるということで、
    全体的な評価が低いのかな…

  • あまり評判が良くないようだけど、私としてはまあまあ面白かった。
    サクサク読めるのは、さすが東野さん。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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