- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925918
感想・レビュー・書評
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下っ引き宇多が恋しい思いを伝えられぬまま
亡くなった於ふじが帰ってきた。幽霊の身となって!
於ふじの死の真相を探るうち、幼なじみたちの恋や
将来への悩みが絡み合ってきて…。
ほんのりせつない大江戸青春恋物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
九人の幼馴染を取り巻く出来事。幽霊になって帰ってきた幼馴染との取り物帳。
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幼馴染男女9人(うち2人故人?)の恋物語+時代物+下っ引きミステリ(未満)+幽霊。畠中さんは文章と主軸ストーリーは柔らかいのに、相変わらず一部設定がえげつない。
とにかく言いたいのは、宇多しっかりせい、弥太よくやった、お静何気に高スペック。 -
畠中恵
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何だか切ない。皆んなの思いが向いてる方向が別なのにそれでもお互いを大事にしていて。最後の於ふじと宇多のやりとりも。読み終わってもイマイチすっきりしなくてただただほんのり切ない。
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江戸・橋本町の下っ引き宇多が、恋しい思いを伝えられぬまま亡くしたはずの、於ふじが帰ってきたー幽霊の身となって!神田川でこときれた於ふじと千之助兄妹の死の真相を探るうちに、九人の幼なじみたちそれぞれの恋や将来への悩みが絡み合ってきてーほんのりせつない大江戸青春恋物語。
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幼友達が大人になると色々世間のしがらみもできて相手を思いやるだけでは済まないのだなあ。
男女の仲はうまく行くも八卦行かぬも八卦。 -
L
幼なじみ9人の色恋混ぜたミステリー。
主人公は下っぴきの宇多。が、彼が下っぴきである必要はほとんどない。つまりは定職をもたずに動ける20歳過ぎの男には下っぴきという仕事しかなかったのではないかと推測。普通に幽霊と会話できるあたり、しゃばけ作者だなぁと。
全てを現代の高校生に当てはめたら他の作品にあたりそう。よくあるパターンと言わざるを得ない。 -
江戸時代、幼馴染9人の恋愛模様?を描いたお話。ちょっと登場人物が多すぎて感情移入できず…。幽霊がおおっぴらに出てくるのも何となく受け入れづらかったかも。