ブルーベリー

著者 :
  • 光文社
3.23
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本棚登録 : 841
感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926038

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が可愛くて読んだ本です。思ったような内容じゃなかったです。でも、面白かったので星3!

  • 主人公が山口出身で大学のために上京したという状況が、自分に完璧に一致してかなり感情移入できた。サクサク読めた。

  • 図書館でビビッときて借りた本。
    地方から東京に出てきた大学生の日常の短編。
    中には大人になった頃の話もあるけど。
    世代は私よりちょっと前かな~でも共感する部分も多少あって面白かった。
    面白かったというか、どの話もスッと私の中に入ってきたって感じかな。
    作者自身の事を書かれているのか、フィクションなのか。

  • 著者自身の物語なのだろうか。
    昔を振り返って思い出せる人がいる。
    幸せなことだと思う。
    物語を読んで、「あぁ、そんな時代もあったな」と懐かしく思い出したり。
    あたしの思い出は、人より食と強く結びついているかもしれない……。

  • 生まれてこのかた22年目でようやく、重松清デビュー!
    記念すべき“重松清童貞卒業”の一冊。

    短編集。

    「さらば愛しき牛丼」と「人生で大事なものは(けっこう)ホイチョイに教わった」がお気に入り。
    とりわけ、後者はしんみりと心打たれる。

    別段腹を抱えて笑ったり涙を流したりすることは
    ない本だけど、重松さんの雰囲気は結構好きかもしれない。
    あと、時代が時代ということもあって、ユースホステルが何度か
    話の中に登場して、ホステラーとしてはちょっぴり親しみを覚えた。


    もっと読もう、重松さんの本。

  • 著者の実体験なのかな?

    現在と過去が入り混じりながら緩やかに描かれる学生時代。

    大学で田舎から都会に出てきた身分が自分と重なって、あっという間に読み進められた。

    大人になりきれず、かといって子どもでもない20前後の青春。

    あの時はとても親密であった仲の友達も
    時を経て、あのころは予想もしなかった未来をお互い別々に歩いている。
    今は消息すらつかめない人もいる。

    当たり前だけど、
    振りかえるとちょっとさみしくも感じ
    でも
    それぞれの道の続きを歩いて行くんだ。

  • すごく面白いというわけじゃないのに気づいたら引き込まれていて、気づいたら読み終えていました。私が歳をとってから読むと違った印象になるんだろうなと思いました。

  • 表紙がかわいい

  • 2021/07/23

  • 1981年に上京した彼ら。
    ジェネレーションギャップで、単語ひとつひとつが分からない。
    同年代の人は絶賛するんじゃないかしら。

    地元を出て都会で過ごす切なさはすごく身に染みた。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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