ぼくは落ち着きがない

著者 :
  • 光文社
3.28
  • (33)
  • (67)
  • (160)
  • (33)
  • (8)
本棚登録 : 573
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926113

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2015/3/8購入
    2015/8/30読了

  • 高校の図書部を舞台にした青春群像。望美を中心に部員達の日常、友人の頼子の不登校、先生と部長の交際疑惑、それぞれ癖のある部員達との会話が綴られる。特別に大きな事件が起きるわけでもないのに、望美の目を通してみる図書部員たちの生き難さが伝わってくる。私も本は好きだったし、よく図書室にも通っていたからか、青春のほろ苦さにきゅんとする作品だった。

  • 友達の話。学校来なくなっちゃった子がなんで学校来なくなっちゃったかわからないままなのがよかった。友達だからって友達のことは解らない。でもラストで顔出してくれてよかったな。ウェットな終わり方じゃなくてよかった。

  • 中盤まで、これ面白くなるのか?と思っていたが、結局最後まで盛り上がりというものはなかった。
    しかし、読んでいくうちにじわじわくる面白さというか、うまく表現できないが、最後まで読むとよかったなあと思える。
    淡々と日常が描かれているけど、そこにそれぞれの人の気持ちが主人公の目を通して伝わる。
    そして最後のシーンがいい。
    伏線というほどのものではないけど、過去のシーンが今のそれに繋がっているのか、と。
    押しつけがましくない感じが、リアルだなあと。
    とにかくうまく言葉にできないよさがあって、読んでよかったなと思った。

  • 人って、生きにくいものだ。
    みんなみんな、本当の気持ちを言っているのかな?

    ------------------------
    もう一回、図書委員がやりたい。

  • 全部読んだ後に突如として襲われる、この感覚!
    私の貧相なボキャブラリーではうまく言い表せません。
    長嶋さんの小説はやっぱりすごいなあ。

  • ぼくはシリーズなどと有先生はおっしゃてらっしゃいますが。

  • カバーイラスト:衿沢世衣子

  • このタイプのは、もう無理

  • 〈内容〉青春小説の金字塔、島田雅彦『僕は模造人間』(86年)、山田詠美『ぼくは勉強ができない』(93年)。偉大なる二作に(勝手に)つづく、00年代の『ぼくは~』シリーズとも言うべき最新作!「本が好き!」連載中に大江賞を受賞したことで、ストーリーまでが(過激に)変化。だから(僕だけでなく)登場人物までがドキドキしている(つまり落ち着きがない)、かつてみたことのない(面白)不可思議学園小説の誕生。

全132件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

長嶋有
一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『愛のようだ』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。

「2019年 『三の隣は五号室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長嶋有の作品

ツイートする