花は散り、若葉萌ゆ

著者 :
  • 光文社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926373

感想・レビュー・書評

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  • いろんな女性が出てきて、楽しい。考えつかないような状況の人、例えば基地で働く女性と隊員とか、知らない世界なので純粋に興味深い。
    どの人も、私の周りにはいない人だなあ。

  • 女性たちの短編集。
    女性のライフサイクルは多様だから、どの道を選んでも「本当にこれでよかったのか」と思うことがあるっていう、どこかで読んだことを思い出した。
    幸せってなんなんだろうな。

  • アラフォー前後の独身女性たちの短編集。痛くてちょっと切ないけど、基本幸せ、って感じ。

  • 35歳から40代にかけての女性の日常。
    共感する人、なじめない人と別れるだろうな。
    既婚未婚。子あり、なし。この年代の女性は大きく生活が違ってくるから読む人によって感じ方が相当変わると思った。

  • 私はまだ、彼女たちの年齢に達していない。なんて言うと、若さの傲慢さがあるけれど、まだのか、もうなのか、24歳なのである。
    いつか、彼女たちの年齢に達する頃、彼女たちのように過ごしているかもしれない。同じような不安を抱え、つまらないけど大切な日常を送っている。
    うまく納まるほど、日常は甘くないから、リアリティがある。そこが、切れ味よくすき。

  • 負け犬という言葉がはやったのはどのくらい前のことでしたっけね。
     独身女性の一人暮らしと恋愛の話というのはたくさん読んでまして、それはたいてい三十代または二十代後半が主人公だったのですが、この本は三十代後半から四十代いわゆるアラフォーが主人公でした。
     四十代女性、少なくともこの本に出てくる四十代女性は、もう自分の生活スタイルや趣味嗜好・信念のようなものが固まっているので、恋が訪れてもそれを曲げるくらいなら恋を捨てるという傾向があるように思いました。
     というより、そういう傾向がある人だから結婚せずに一人でいるっていうことなのかもしれませんが。

     この手の本を読むと価値観とか生活の様子とか自分にあてはまりすぎて身につまされる。まだアラフォーじゃないけど、きっとアラフォーの私はこんなんだ

  • 短編集。主人公は35〜44歳の女性。面白かったけど「私もこうならないとは限らない」と思うと恐ろしくて、★5つは付けられない。

  • ん〜リアルすぎる。
    三十路からそ四十路への変化

    齢を重ね
    人も変わる
    夢ばかり語ってられない

    変化の中で逆らわず
    だけど活き活きと泳ぐ魚になりたい

  • 5/31

    読む時期間違えたかもwな一冊。
    つまらないとかでは全然なかったけど、お話のメインがすべて30代後半から40代のリアルな本音が混じる短編集。
    30過ぎて、危機感がなくなりかけたらもう一回読もう。

  • 2009/04/24-2009/04/29

  • 2009.2
    装丁がきれいで手に取る。
    しかし、「花は散り」とタイトルにあるのはこういうことだったか、と。
    アラフォー世代が主人公の短編集。
    世間で言われているほど元気じゃないよ、と現実を見せられたようで切なくなった。
    う〜ん。

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。山梨県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科映像デザインコース卒。
『ニューヨーク・ナイト・トリップ』で作家デビュー。女性の生き方をテーマにしたエッセイにも定評があり、『地味めしダイエット』(光文社)、『愛しの筋腫ちゃん』(集英社)、『横森式おしゃれマタニティ』(文藝春秋)など著書多数。『40代 大人女子のための”お年頃”読本』(アスペクト)はベストセラーとなった。
ベリーダンスの講師でもあり、主宰するコミュニティサロン「シークレットロータス」では定期的にレッスンを行っている。

「2016年 『人生を踊るように生きて行こう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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