特命捜査

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 69
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926755

作品紹介・あらすじ

取調室で被疑者死亡事件を起こした男性刑事、瀬川文秋。物心つく前に親に捨てられ孤独に生きてきた女性刑事、功刀沙矢子。二人に与えられた極秘の特命、それは、十年前に起きたカルト教団集団自殺・連続爆破事件の捜査直後に依願退職し警察を去った、元公安警察官殺害事件の真相解明だった。メンツ、建前、他人への無関心、保身、事なかれ主義-。組織の論理に振り回され連続して起きる現場警察官の自殺。卑劣な捜査妨害を仕掛けてくる公安警察。悪環境の中、粘り強く捜査を進める二人だが、その真相は…。

感想・レビュー・書評

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  • 面白くはあったけれどもなんとなく間延びした感じの展開が最後にきてなんだこれは!の息詰まる結末!あとにどことなくほっとしたw

  • 警視庁捜査一課m曰くありの二人の刑事、瀬川文秋と功刀紗矢子。

    公安部VS刑事部の軋轢のある事件で特命捜査を上司に任命される!!


    これもまた、兄妹がテーマなのかな。

  • テーマが多岐にわたっているので、興味深く読めた。
    捜査の進展にスピード感があって、一気に読めた。

  • デビュー作霧のソレアが面白かったので、二作目も読んでみた。警察小説だけれど、少し入れ込みすぎで前作ほどのスピード感もなく、話としても少し引っ掛かりがあった。とはいえ、娯楽としてそれなりに楽しめたので、まあ良しと言うところ。

  • 青梅のはずれで殺された陶芸家は,もと公安警察の職員だった。
    刑事の瀬川と沙矢子は,上司から特命を受けひそかに陶芸家が
    公安を辞める直前に関わっていた「七つの封印」事件で何があったのか
    調べるが,公安の尾行・妨害にあう。

    はじめはとっつきにくいが,読み進めるにつれ引き込まれる。
    最後の展開はびっくりしたが,結末はすこしだけほっとする。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    取調室で被疑者死亡事件を起こした男性刑事、瀬川文秋。物心つく前に親に捨てられ孤独に生きてきた女性刑事、功刀沙矢子。二人に与えられた極秘の特命、それは、十年前に起きたカルト教団集団自殺・連続爆破事件の捜査直後に依願退職し警察を去った、元公安警察官殺害事件の真相解明だった。メンツ、建前、他人への無関心、保身、事なかれ主義―。組織の論理に振り回され連続して起きる現場警察官の自殺。卑劣な捜査妨害を仕掛けてくる公安警察。悪環境の中、粘り強く捜査を進める二人だが、その真相は…。

  • 殺害された多治見が元公安警察官だった事から内密に捜査を進めることになった瀬川と功刀沙矢子刑事。
    両刑事は多治見の公安時代の最後の事件、カルト教団「7つの封印」
    が起こした教団集団自殺・連続爆破事件に目を付け真相を解明していきます。

    瀬川も沙矢子も深い闇をかかえていて引き合うように結末へ向かっていくのですがちょっと偶然過ぎるかなぁ〜・・と

    必要なまでの公安の捜査妨害や公安に勝つことだけを考える警察上層部のやり方の中で両刑事が出した答えには少し救われる思いがしました。

  • 現実に有りそうな話、怖い。

  • アマゾンからあらすじを引用。取調室で被疑者死亡事件を起こした男性刑事、瀬川文秋。物心つく前に親に捨てられ孤独に生きてきた女性刑事、功刀(くぬぎ)沙矢子。二人に与えられた極秘の特命、それは、十年前に起きたカルト教団集団自殺・連続爆破事件の捜査直後に依願退職し警察を去った、元公安警察官殺害事件の真相解明だった。メンツ、建前、他人への無関心、保身、事なかれ主義―。組織の論理に振り回され連続して起きる現場警察官の自殺。卑劣な捜査妨害を仕掛けてくる公安警察。悪環境の中、粘り強く捜査を進める二人だが、その真相は…。 「霧のソレア」に続く二作目は警察小説。刑事と公安の暗闘を描きます。後半、人情劇になってしまうのが惜しい。

  • 初めて読む作家さん。
    タイトルから、大体ストーリーは読めるものの、今まで読んできたこういう系統の本と比べて、スピード感と言うか、ドキドキ感が少ない。
    登場人物も多すぎて、誰をメインに話を進めたいのか、なかなか分かりにくい。
    特命捜査と言うよりも、刑事同士の騙し合いみたいな作品で、いまいち。

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