ここに死体を捨てないでください!

著者 :
  • 光文社
3.37
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本棚登録 : 1165
感想 : 166
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926762

作品紹介・あらすじ

「死んじゃった…あたしが殺したの」有坂香織は、妹の部屋で見知らぬ女性の死体に遭遇する。動揺のあまり逃亡してしまった妹から連絡があったのだ。彼女のかわりに、事件を隠蔽しようとする香織だが、死体があってはどうにもならない。どこかに捨てなきゃ。誰にも知られないようにこっそりと。そのためには協力してくれる人と、死体を隠す入れ物がいる。考えあぐねて、窓から外を眺めた香織は、うってつけの人物をみつけたのであった…。会ったばかりの男女が、奇妙なドライブに出かけた。…クルマに死体を積み込んで。烏賊川市周辺で、ふたたび起こる珍奇な事件!探偵は事件を解決できるのか?それとも、邪魔をするのか?驚天動地のカタルシス。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだものは短編集でしたが、これは長編。
    ばかばかしい話が最後には見事に収束。
    さすが東川氏の色が良く出ています。
    ユーモア ミステリー&エンターテインメント。。
    とにかく面白い本でした。

  • 烏賊川市シリーズ5作目。
    知らずにここから読み始めてしまいました。
    謎解きは~より好きな作品。
    トリックは警察が調べればわかる系です。
    キャラクター面白かった。

  • 東川篤哉さんの作品で面白そうなタイトルだったので読んでみました…主人公の二人を中心にクセのある登場人物ばかりでシリアスなはずの事件なのにちょっとコメディチックで笑えるミステリー?みたいな感じで面白かった!

  • 単純にとても面白かった!死体遺棄をやっておきながら、罪の重さを感じさせないというか、ふたりのやり取りが面白くて、読者に感じさせる隙を与えない、という感じだった。このふたりどうなるんだろう…と思うと、最後まで目が離せなかった。

  • 烏賊川市シリーズの長編。今まで読んだシリーズの中でこれが一番面白かったし一番惹きこまれた。トリックはしょうもなかったりもするんだけれど。ドラマ化すると絵になりそう。2013/164

  • 軽くてサクサク読めるから楽やけど、、、。
    物足りない、、、。

  • 「私が殺したの」逃亡した妹からの連絡を受けて、事件を隠蔽しようとする香織。まずは死体をどこかに捨てなきゃ。烏賊川市シリーズ第5弾。伏線や謎解きもしっかりしたコメディミステリ。構成が上手できれいに纏められていました。

  • 3.6

  • まさにどんでん返し

  • シリーズ5作目。まずタイトルがいい。惹かれる。いきなし死体が登場するが暗くない。登場人物のやり取りはむしろ明るい。さすがユーモア探偵ミステリー。終わり方も綺麗だと思う。まぁ志木刑事は散々な扱いでお気の毒。
    「いまにして思えば、あいつを滝から突き落としておいて正解だったかもしれない」(笑)

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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