きりきり舞い

著者 :
  • 光文社
3.13
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本棚登録 : 70
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926786

作品紹介・あらすじ

『東海道中膝栗毛』の著者である十返舎一九の娘、舞。酒に目がなく、時に奇行に走る父の一九には彼女も呆れ果てていた。小町娘と褒めそやされてきた舞だったが、せっかくの縁談もぶち壊され通し。おまけに一九の押しかけ弟子、今井尚武には自信たっぷりに言い寄られるわ、友人で葛飾北斎の娘、お栄は勝手に家に転がり込んでくるわ、騒動が絶えない。そんな舞を見初めた武家の若者、野上一之助…。今度こそ舞の恋は実るのか!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 『東海道中膝栗毛』の著者である十返舎一九の娘、舞が主人公。
    気難しく、変わり者の父・一九を筆頭に、図々しい居候の今井尚武。そして、強烈な自由人、葛飾北斎の娘・お栄・・。こういった奇人変人達に振り回されて、文字通り“きりきり舞い”する、舞の苦労っぷりが楽しく描かれています。
    まぁ、読んでいる分には楽しいけれど、身近に一九やお栄みたいな人がいたら、かなり迷惑かと思います(笑)。

  • 短編集。笑いあり涙あり。
    落語の人情話のよう。
    少しほろ苦い思いもした。

  • 読了。

  • 十返舎一九の娘、美人だが行き遅れになりそうで焦っている舞の話。短編集。
    すすめられて読んだものの展開が読めてしまって途中かなり飛ばしてしまった。

  • 表題通り、最後まできりきり舞いな雰囲気のお話。
    それなりに面白いけど…あんまり好みではなかったかな。
    出てきた有名人さん達の奇人ぶりが、ちょっと…ね。

  • 十返舎一九と葛飾北斎の娘どっちも羨ましい境遇かと思いきや、天才はやっぱり変人なのか世話の焼ける父親に振り回されっぱなし。でもどちらの親も実は娘を大切に思っていて、ほっこりします。

  • 12/25/10図書館

  • 奇人変人に囲まれた彼女は大変そう。
    でも、作家・画家なんてそんなもんかしら。
    なんだかんだで、ちゃっかり、旦那を見つけててうらやましい。しかも、実はカッコいい。

    少女漫画のような時代小説。

  • すすっと読了。十返舎一九の娘舞が語り手。一九、北斎、北斎の娘お栄、そして居候の尚武と奇人達に囲まれてきりきり舞いの毎日。名を残す人達は結構こういうタイプで、周りでなんとか支えている人達がいたんだろうなぁ。

  • 天才って 結構めいわく。。。たぶん現実の世界でも。 北斎親子は発達障害者だと世間でも言われているのできっと 大変 変わった人だったんでしょう。

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著者プロフィール

諸田 玲子(もろた れいこ)
1954年静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。フリーアナウンサー、化粧品会社などを経て、テレビドラマのノベライズ、翻訳を手がけ、作家を志す。
96年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞を、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞を、12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。「お鳥見女房」「あくじゃれ瓢六」等の人気シリーズのほか、『美女いくさ』『お順』など著書多数。

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