カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 760
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926946

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで展開は読めなかった。
    東野さんの話はやっぱ犯人とかが気になって読んでしまう。
    でも、今回のはなんだかあんまりすっきりしなくて、、そんな理由でさつじんおかしちゃう?!って思ってしまった(*'ェ`*)

  • スキーの元日本代表の緋田の娘には、同じくスキーの才能があった――。しかし、Wカップの代表選考を前に、彼女の周りに不審な脅迫状が届くようになる。
    娘の風美の出生の秘密と共に明かされる事件の謎。
    たとえ別の人の子を育てたとしても、いかに親が子を大切に思っているのか。また、才能はあっても、本当にやりたいことは別にあるという少年の葛藤も考えさせられた。

  • 元トップスキーヤーの緋田宏昌の娘、緋田風美もまた将来を嘱望されるアルペンスキーのプレイヤーだ。しかし、親子には宏昌しかしらない秘密があった。それは、風美が宏昌の実の娘ではなく、かつて子供を流産し絶望した妻がどこかからもらいうけてきた娘であるということだった。本当の父親らしき人物が接触してきたことで、秘密を娘に打ち明けるかどうか思い悩む宏昌だったが、その人物がバス事故にあい意識不明になった……。

    才能とは誰のものか、という話。スキー選手の話というのが珍しくて、それだけでも面白く読んだ。じわじわと真相が明らかになっていくのが面白かったが、柚木さんが事実にたどりついていくあたりは都合がよすぎだったかな。
    緋田さんも上条家の人も鳥越家の人もみんなそれぞれ家族を大事に思っているいい人たちでよかった。
    しかし、どうにも地味な印象だった。

  • かつてスキーのオリンピック選手だった父親と、超高校生級スキーヤーの娘。ふたりの成功の影に、スポーツ遺伝子の存在を信じる研究者。
    けれど、この娘の出生には誰にも言えない秘密があって…?

    まぁ、その辺はタイトルの通りなわけです。

    設定的にはすごく面白そう!と手にとったのですが、ですが…うん。
    期待しすぎたのが敗因ですね。
    普通に面白くはあると思います。

    ただ、設定の割にストーリーに意外性もなく。
    先に先に展開が読める感じが残念。
    というか、「こうなったとしたらベタすぎる」と思えるほどベタな方に進んで行きます。
    まぁ、だからこそ逆に安心して読める感じではあります。

    最後のどんでん返しも中途半端かな。
    二段構えな割に、世界があまりに狭いし。ちょっと漫画的。
    謎の真相としては、まったく魅力にかける上に納得も共感も難しい…。
    実際には、人の思いがあって、考えや行動があって結果(事件)が起こるわけですが、どう考えても事件ありきで、それをどう、主人公親子に都合のいいように全て辻褄を合わせるか、という流れで肉付けされてる印象が拭えない。
    結果、辻褄もたいして合ってないし…
    話とか論理とかではなく、人の気持ちときて不自然すぎる気が…私と違うタイプの人なだけなのかしら。


    ひとつだけぐっと迫ったものとしては、伸吾くんの生き方と思い。
    家族への思い、音楽への思い、自分の現状と不甲斐なさ、それと、思春期のぐるぐると回る螺旋階段のような思考。なのに誰も責めず、うちへうちへ向かっていく感じ。
    切なくなるけど、彼はきっと強くて優しい大人になると思う。
    高校生シーンがこの作品の良心だと思いました。
    それにしても、好きでもないのにやるには、よりによってクロカンは…辛いよね。


    面白くなくはなかったけど、設定の割には、特に何も考えさせられないし、残らない。
    あっさりした作品でした。

  • 一気に 読み上げてしまいました。
    複雑な 人間模様、犯人探しに 夢中になりました。

  • 久し振りに著者の本を読んだ気がします。何となく避けていても、読み始めるとあっという間に読んでしまう作品が多く、これもその一つでした。

  • スキーヤー親子に血の繋がりがない、という話。
    遺伝子と才能とその持ち主について。

  • ラストで目まぐるしく動く。衝撃の結末。カッコウの卵はどうなるのか?

  • 何日かに渡ってなんとか読了なので
    はまりはしなかった。

    友達の子を預かって、育てることになったのに
    自殺までするかなぁ。。夫に隠すまではない気もする。

    上条の本妻は、自分の子が一緒に焼身自殺されたことを知っている
    のかどうか一切触れられないのがもやもや。。

  • 謎解きがあっておもしろかった。
    犯人をいろいろ推理して、見事裏切られた感じ。
    ただ、最後に無理やりこじつけたようだったのは残念。
    風美の母親が自殺した理由も謎だし。
    すべてを明らかにして、前向きに生きて欲しかった。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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