カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 760
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926946

感想・レビュー・書評

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  •  緋田宏昌は娘の風美が自分の娘でない事を、風美が2歳の時に育児ノイローゼで自殺した妻智代の遺品の中に
    病院から新生児が盗まれた新聞記事を発見。調べた結果、故郷の同級生が産んだ娘である事が判明。その父は
    会社社長であり妻子のある上条であった。上条の一人息子が白血病のためドナーが必要となり、風美にたどりつき、
    宏昌に会いに来た。不倫発覚を母のためにも阻止しようとする息子文也により、風美を怪我させる予定が上条が
    乗ったバスのブレーキ故障により、上条が死亡。一連の事件で優秀な遺伝子を持つ若者(カッコウの卵)を
    アスリートとして育てあげる柚木の計画は頓挫した。

  • 努力に勝る天才なし

  • ハラハラドキドキ、スーパー遺伝子をキーワードに過去の人生が、、、
    面白い読めた

  • 再三読者の予想を裏切る展開に最後まで目を離せなかった。面白かった。主人公の緋田の誠実さが痛ましい。「カッコウの卵」他人の子かもという生物的意味と、その人の望むか否かにかかわらず潜り込むミトコンドリア遺伝子の存在意味と、2重の「托卵」の意味。なるほどね。

  • スキーヤーの父と、スキーの才能を受け継いだ娘。スポーツの遺伝子研究の話を持ちかけられるが父は良い顔をしない。
    スキーヤーの妻の突然の死をキッカケに出てきた不可解な諸々の謎とは…

    科学×ヒューマンドラマ×ミステリ。東野圭吾こういう展開好きだよね

    東野圭吾は中学生くらいの頃からずーっと、読書の基本、くらいの立ち位置で色々読んできた作家さん。久しぶりに立ち返って読んだら、説明の丁寧さが健在だなーと思うと同時に丁寧過ぎて「わかりやすすぎ」が感情移入の妨げになる箇所もあった感。悪巧みめいた話のやりとりとかは懇切丁寧に書かれるとかえって胡散臭く見えて読みながら冷めてしまう

  • 自分と同じ優秀なスキー選手に育った娘が、実は亡くなった妻の親友の娘だったと解った。遺伝子のお話も織り交ぜた本。お面白かった。

  • 相変わらず世界観にすぐ入れるし、先が気になって一気に読み進めてしまった。緋田の人となりが頭に浮かぶ。
    面白かったけど、智代に風美が引き渡されることになった経緯や、智代が自殺したのは何故なのか、犯人の心理も納得できるような、できないような。
    布石が色んな所に飛んでいて、もう少し突き詰めたい点が残ったまま、終わってしまった気がした。

  • 東野圭吾の作品はすんなりと入ってくる。
    その感覚は読んでいるのではなく聞いていると言う感覚に等しい。

    今回も楽しく聞かせていただきました。
    内容としては少し物足りなさが残りました。
    ただ、それは東野圭吾水準だからの話であって、一般的に見たらかなりレベルは高いと思います。

  • あれ?これ読んだことある?
    って読みながらよくよく思い出すと『魔力の胎動』の出だしと同じでワロタw
    作品の振りが大きい東野さんの小説は不安要素がいっぱいであまり読まないようにしているんだけど、これ面白いから時間の隙間にでも読んでと本を借りたので仕方がなく読んだ。
    読みながら、ああ、これは力の入ってない作品だなってすぐに察した。
    そして一番嫌いな「手紙」オチ。
    後半読んでてこれはボリュームが足りないし、いろいろ手抜きだし間違いなく強引に幕閉じるなって思っていたら案の定手紙ですべての謎が解けました、だ。
    なんでこの人が人気作家さんなのか疑うレベル

  • ここ最近有川浩ばかり読んでいたので、その後に読むと、「あれ?胸キュンは?」とラブコメ要素を探してしまう。柚木あたりが風美の相手役かなあなどと、脳内で勝手にカップリングしていたが、最後までそういう展開にはならなかった。ねんのため書いておくが、本作は、男女間の愛でなく親子愛がメイン。

    東野圭吾は人間を肯定的に描く人なので、読後感はよい。

    でも、人が死にすぎ。話の展開上、死んでてもらわないといけなかったのだろうが、風美の育てのお母さんで、緋田の奥さんは、なんで自殺したのか?子供を盗んできたわけではなかったはず。だから、人の子を盗んだという罪の意識で死んだわけではないよね?とすると、夫に本当のことを黙っている罪悪感で自殺?

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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