カッコウの卵は誰のもの

著者 :
  • 光文社
3.25
  • (128)
  • (588)
  • (1095)
  • (242)
  • (41)
本棚登録 : 5143
レビュー : 760
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926946

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 最後まで予想できない展開だった

  • 爆破事件がちょっとお粗末

  • 序盤から引き込まれあっとゆうまに読み終わりました。アルペン。クロカン選手の卵がでてくる。スキーやっていたので情景も頭に浮かびわかりやすい内容でした。
    どうゆうふうにこの2人が絡み合うのか考えながら読んでいたけど。まったく推理できず。。。

    カッコウの卵は別の鳥に育てさせるということを知りました。多少ややこしい設定ですがなかなか面白かったです。

  • すごく複雑…
    でも多少オチが見えてきていたので、私には意外性はなかったかもしれない。

  • テーマは親と子の愛?
    柚木、読み初めはこいつ超気に入らないと思ってた。ごめん。おまえ話せばわかるいいやつだったんだな。

  • 緋田宏昌の予想がはずれ、どんでん返しになるんだと予想していたら、見事に裏切られた。
    うーむ。深読みしすぎ??

    ラストまで読み進めて、子供は親のためのものではないという意味で、
    作者がタイトルを付けた主旨を少しだけわかったような気がします。

  • 初めての東野圭吾でした。

  • 続きが気になって一気に読んだ。
    東野らしさがあるがなんだか物足りない。
    もう一捻り欲しかった。

  • “親子の愛情に、揺さぶりがかけられる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。父と娘は、親子二代続けてのトップスキーヤーになろうとしていた。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考える。しかし、了承するわけにはいかない。父には、どうしても知られたくない秘密があった。娘が生まれた19年前からの忌まわしい秘密が。”―帯より。


    『新参者』以来の東野圭吾作品。タイトルが東野作品っぽくなくて、発売から読み始めるまでちょっとブランクありました。
    探偵ガリレオや、加賀恭一郎シリーズとは一味違った感じ。あまりミステリーっぽくなく、読みやすい作品だったと思います。

    結末は…好みが分かれるかもしれないですね。

  • 2012/08/31 読了16

  • ミステリーはやっぱり一辺に読み切ってしまう。半ば強迫観念的に。どうしても犯人探しをしながら読んでしまい、思いもよらぬところから真実を突きつけられて何ぃっ?!という気持ちにさせられる。読んでいるその間は、ハマって夢中になっていると感じられるが、また読みたいと思えるかといえばそうじゃないのがミステリーの難しいところだと思う。何度も読みたいと思えるミステリー、手元においておきたいと感じられるミステリーってあるのかな。

  • テーマに先走ってしまい、ミステリ部分の出来が筆者としてはかなり悪い。
    才能遺伝子を取り上げる先見性は高く買うが、カッコウの卵に例えられるかというと違うように思う。6.0

  • 読み終わってみると、あっさりと謎も解けていた小説でした。
    登場人物、犯人、全てが、お互いにかばいあって、
    なんだか優しい人たちばかりでした。

    運動神経の良い悪いはDNAで決まるのか?
    そんな予備知識は必要ですが、もうひとつ予備知識として大事なことがありました。タイトルに使われているカッコウという鳥の性質を知っていればこの本の内容もよくわかるのです。
    カッコウの親鳥は他の鳥の巣に早く孵化する自分の卵を産み、かえったヒナは他の卵を巣から落としてしまい、自分だけを親鳥に育てさせます。
    わが子を他の鳥に育てさせるカッコウ。
    こんな自然の摂理が、東野さんのこの作品のポイントでした。

    トップスキーヤーで元オリンピック選手だった緋田。彼の娘の風美も優れた才能をを発揮させ、トップスキーヤーとしての地位を確立しつつあります。けれども、風美には出生の秘密がありました。自殺した妻の死の原因を捜すうちに緋田は風美が実は自分の子供では無いことに気がつきました。なにしろ、妻が出産したという記録が残っていないのですから、血の繋がったわが子の存在はないのです。
    それでは、風美は誰の子供?
    風美が小学生の頃からその謎探しをはじめ、やがてアスリートとして彼女の顔写真がグラビアを飾りだすと「会いたい」という人物が現れます。
    そしていよいよ風美の本当の父母がわかるのです。

    最初から最後まで、緋田は苦悩の連続でした。
    でも最後にくだす決断はさすがに「親鳥」です。
    「カッコウの雛に罪はない」!
    親子の絆をしっかりと築いてたこの二人、
    今でも東野圭吾ワールドで、スキーを続けているような気がします。

  • かっこうと滑降をかけてるのかな?

  • 美しき凶器あたりからなんか涙腺やられるのが多いな(笑)これは学校で読み進めて泣いたっていう変な思い出がありまs…

  • 元トップスキーヤーのひとり娘は幼少の頃からスキーの才能を開花させアルペンスキーの新星として期待される選手にまでなっていた。
    スポーツ科学研究所では、スポーツの才能における遺伝子について研究をしており、親子間の遺伝子のパターンを比較したいとの依頼が来た。
    だが、遺伝子を調べられては困る理由があった。

    父娘の間の隠された過去がときほどかれていくなかで考えさせられるのは、カッコウの卵は、 託したカッコウのものなのか、託された親鳥のものなのか。
    卵自身のものであり、彼女自身がどう考えるか・・・

  • 19年前に、女児誘拐の新聞記事を残して自殺した妻。
    真実を隠し、娘の才能を必死に守ろうとした、元プロスキーヤーの話。

    複雑な人間関係がパズルのようにひとつずつはまっていくのは面白い。

  • ■ザックリあらすじ
    新生開発スポーツ科学研究所の柚木は、アスリートと遺伝子について深く調査研究し、未来のアスリート発掘に夢を馳せていた。
    その研究のため、スキーのオリンピック選手だった父と、その父の血を受け継ぎスキーヤーとして順調に成長している娘、緋田親子に近づく。
    しかし、父親の緋田には、遺伝子を調べられては困る秘密を持っていた・・・。

    ■サラッと感想
    緋田の秘密や、遺伝子と競技特性・・という興味ひかれる材料で、ドンドンとページが進みました。

    タイトルの「カッコウの卵は誰のもの」の卵が、風美であり、伸吾であった訳ですが、誰がどう育てたか、誰の遺伝子を受け継いだかに関わらず、結局卵は彼ら自身のもの・・・。
    彼ら自身の意思なくして、進むべき道を歩むことはできないのですから。
    そして上条文也も、親の気持ちを受け入れることができず、自ら道を選びます。

    緋田が風美のことを思う親心と、それに応える風美との関係が清々しく描かれている反面、上条親子の関係は、何か説明不足で解せなく、ちょっと無理のあるシナリオという印象・・・。

  • 普通に面白い。でも、東野さんでは物足りなさすぎる。謎が謎なだけにかなり結論が絞られる中で、さすがひとひねりふたひねりあったが、どうもきれいに話が収まりすぎてて、とても感動できる話にはならなかった。

  • よくあるような話。実は本当の子供じゃないとか、DNA鑑定とか。スポーツを絡めてあるからちょっとは読めた。

  • スキージャンプの世界で最年少天才少女の父には秘密があった。自分の子ではないという。

  • 事件の背景や内容はおもしろいが前半話が長い(遺伝子どうのこうの件など)のと、結末が想像できてしまうのがちょっと残念でした。
    現実的なのはいいんだけれど、もう少しファンタジックが入っている方が好きな私としては、星3つで。

  • 暑い夏に一気読み やはり東野作品。でももう一捻りほしかった。

  • 「カッコウの卵は誰のもの」
    一流スキーヤーの娘も一流なのか。父・緋田は娘・風美のスキーヤーとしての急速な成長に驚き、娘の更なる成長に情熱を燃やしていた。そんな親子に柚木という男が接近する。緋田は男の接近に困惑する中、さらにもう1人の男も現れ、父親としての決断を迫られる。


    テーマは「親と子をつなぐものは何か」であると感じました。物語の主人公(と思う)である緋田宏昌は一度に多くを知ることになります。それは自分の妻の秘密であり娘と自分の関係であり、そして娘の本当の父親の存在です。そんなことを一度に知りながらさらに事実を何も知らない柚木が遺伝子の面から自分と娘の血の繋がりの凄さを褒め、そして自分の研究に付き合って欲しいと言ってくる・・・。


    自分の娘ではないのに自分の娘だと評価される、そんな狭間に晒された1人の父親の苦悩が伝わってきます。しかし、苦悩以上に伝わることは「娘への愛」です。


    妻の秘密を知り、自分の娘ではないかも知れないと感じながらも娘の為に行動しようとする姿には親子には血筋は関係ないと感じました。またこの物語では後2人の親子が登場します。彼らは犯罪を犯してしまう立場にありますが、そこにあるものは愛です。


    また、読んだ感じとしてはオーソドックスなタイプに感じました。しかし、一番の肝である犯人とそして緋田の娘である風美の本当の母親は誰なのかに関しては2転3転する展開になっていますので、最後まで「どうなるんだ」という感じで引き込まれます。


    そして、犯人が去り際に言う台詞が「まさしく」というもの。


    犯人にも主人公にも「親とは子とは血とは」を考えさせられる。


    しかし、もとはと言えばあいつが悪いんですけどね。

  • 続きが気になってどんどん読み進められたけれど、もっとドキドキわくわくするものが好きなので、★3つ。東野圭吾さんの本の中ではサッパリした印象の話だった。

  • え。そんなオチ?(´;ω;`)

  •  売れる作家はさすがに違う。電車の中吊り広告二枚分を使って、この本の、そう、まさにこの本だけの広告がなされていたのは年明けすぐのことだった。年の暮れに『このミス』で『新参者』が1位に選ばれたばかりということもあるのかもしれない。とにかく今や飛ぶ鳥を落とす勢いで書き続けている東野圭吾だ。

     本書は、トップ・スキーヤーの娘がマスコミに露出し始めたことにより、同じくスキーヤーであった父親がその隠し通そうとしていた過去を脅かされるようになる。そのざわめきの原因となった初老の紳士が、スキーバスの爆発事故で死を遂げたところから、周辺がきな臭くなってゆく。

     そんなサスペンスが主軸ではあるものの、この作品を通して描かれているのは娘に対する父親の深い愛情である。常にそのあたりを外さずに物語るからこそ東野作品は世に遍く読まれるのだろうなと思う。

     札幌の親子を軸に、新潟からやって来て死亡した家族の風景が謎めいた形で影を落とす。その向うには骨髄移植のドナーを探す少年という現代的なテーマまで現われて、一つのミステリというよりは社会が抱える問題が個に及ぼす様々な葛藤にまで及んでいるところがやはり巧いところか。

     最後の最後までサスペンスよりも娘と父との家族愛のドラマを主軸に謎解きを絡ませて進んでゆくあたり、テレビドラマや映画になって秀逸なシーンを見せてくれるそんな時間が想像できる。これが売れる、作品なのだ、とさすがに思う。

     ある程度普遍的で、重すぎはせず、軽妙でありながら一気読みを強いるような語り口で引っ張る。保証されたミステリだ。

     北海道や雪のゲレンデを舞台にした作品でありながら、ぼくにはそれでも薄味に感じられた。親の愛情を主体に書いているだけに、二転三転する真相究明のドラマはともかく、事件そのものがさほどの凄みを持たないという、この作品唯一の欠点が最後まで全体を軽く纏めてしまったような印象なのかもしれない。小説としては、実に巧いのだけれどね。

  • 2012年6月

  • 面白かった。
    久しぶりに、一気に最後に読みたくなる本に出会えた。

  • 同僚の薦めで借りたもの。東野圭吾作品はだいぶ昔に「秘密」を読んで以来何故か敬遠していたが、悪くなかった。アルペンスキー選手を取り巻く事件―あまり興味のない題材を扱っているにもかかわらず話自体は無駄な引き伸ばしもなくテンポ良く謎が展開・解決していき、小気味よく読めた。人気作家なのも頷ける。他にも同氏の著書を頂いたので今度読んでみよう。

全760件中 241 - 270件を表示

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

カッコウの卵は誰のもののその他の作品

東野圭吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
東野 圭吾
湊 かなえ
湊 かなえ
東野 圭吾
村上 春樹
東野 圭吾
東野 圭吾
村上 春樹
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
東野 圭吾
夏川 草介
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする