化石の愛

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 29
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927127

作品紹介・あらすじ

傷心の尚子は、東京を後にして学生時代を過ごした京都に舞い戻る。亡くなった男・井串との過去を引きずりながらも、かつての大学時代の恋人と再会し、普通の生活を取り戻したように思えたのだが…。井串と知り合うきっかけになった寺の石仏をめぐり、豆腐料理屋を営む謎の外国人・ボビーや寺の主・寿桂など、尚子を取り巻く人々の秘めた思いが京の町に交錯する、人生の儚さを丹念に描いた物語。

感想・レビュー・書評

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  • 三角関係の果てに死に別れさせられた男と、そんな男を愛した女…
    昔の女を引きずってる男に惚れちゃった女ってのも文学のテーマの一つだよな…

  • 題名に惹かれて読み始めた本。

    以前に、抱き合った化石の写真を見つけてから、
    化石の愛が心にひっかかっている。

    読み始めてみると、
    化石は出てこない。

    出てくるのは京都大原にある
    不思議な顔の石仏「埋め仏」だ。
    周りを苔におおわれた三体の仏の顔・・・
    顔だけが見えていて、身体は見えない。

    埋め仏に魅せられた尚子と
    彼女を愛する男達が、
    その仏の真実を追い求める中で、
    愛について考える。

    昭和の男と、
    平成育ちの男との対比。
    昭和の男の愛を、
    化石の愛と表したのか・・・

    納得がいかないまま、読み終えた。

  • なんかよくわからない。
    桂徳院にいきたくはなった。

  • 絵を描く人の気持ちってこんななんだろうか?
    見たままを描いているというわけではないよね~。
    そこが写真とは違うということか・・・・・・。
    夢中になれる物事があったり、人がいたりするのは素敵。

  • 京都のお寺にある埋め仏に絡めて、いろいろな関係が描かれています。池永さんらしい作品ですが、ちょっと、現実感から離れていたような・・・。

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